クランチュラ「お前ら~!次のゲームだ~!! ワナゲヒルドン! 帰るっ!」
データ
身長/57.8m
体重/1522.5t
闇獣/ヒルドン
邪面/輪投げ→棒に輪を投げ入れる地球の遊び
ハッシュタグ/#ダルマサンガコロンダ邪面 #クランチュラ #輪投げ #ダルマさんがヨドンだ #結構気がつく男 #ワンダーファインプレイ #ダストンキューイング
概要
クランチュラが、ヒルに似た闇獣・ヒルドンに地球の郷土玩具「輪投げ」を模した邪面を被らせた邪面獣。
自ら地球に赴き、『ダルマさんがヨドんだ』のゲームで遊びついでに侵略を達成しようとしたクランチュラが、作戦の援軍として用意していた邪面獣でもある。
邪面は先端が大きな口を持った怪物の顔となった輪投げのポールの外観で、棒に掛かった赤、青、ピンク色の輪っかがさながら首飾りを連想させる。
首を振り回して射出する輪っかを建造物等に嵌めて締め付け、圧壊させる攻撃手段を持つ。輪っかのサイズは伸縮自在なので相手を拘束するのにも使える。
活躍
自ら地球に赴いて遊びついでの作戦で侵略を達成しようとしたクランチュラだったが、キラメイジャーのアシストを受けつつ粘ったマブシーナに負かされて作戦が頓挫。その場から逃げる為に後詰めとして召喚する。
※恐らく『ダルマさんがヨドんだ』で脱落、そのペナルティとして達磨へ変えて一所に集めた(キラメイジャーも4人程達磨にした)人間達より召喚用の闇エナジーを捻出したと思われる。
すぐに繰り出されたキラメイジンと交戦するも、ひたすら輪っかを投げ付けて相手の拘束に成功。だがジェッタが単独で飛んでソニックブームを放ち輪っかを破壊、拘束から抜け出される。
それでも構わず新たに輪っかを投げるが、ここでシルバーの操縦する超重機ドリジャンが割り込み、伸ばしたドリルの先端で輪っかをキャッチ。そのまま投げ返され自身が拘束されてしまう。
最後はその流れでダストンを装備したキラメイジンからダストンキューイングで引き寄せられ、カウンターのキラメイダイナミックで横一閃されて爆散した。
映画『魔進戦隊キラメイジャー THE MOVIE ビー・バップ・ドリーム』にも登場。
余談
輪投げモチーフの戦隊怪人はこのワナゲヒルドンが初で、特撮全般で考えれば仮面ライダーV3に登場したワナゲクワガタ以来となる(正確にはワナゲクワガタは遊具では無く、似た武器に近い)。
郷土玩具モチーフならケンダマラーやバラケンダマ、ダルマオトシボーマ等の前例がある。
また、幹部自らが独自出撃して追い込まれた際の逃走用足止め要員としては、珍しく優遇された巨大怪人とも言える(大概のケースは足止め要員として巨大化された戦闘員や量産機を呼び出す、あるいは直属の部下が捨て身で挑みアフターケアで巨大化を行う)。
関連タグ
緊箍児:敵の動きを封じる要素はこれが近いと思われる。
キュウセッキバスラ:射出した牙に付いた縄で相手を拘束、締め付けて圧壊させる攻撃手段を持つ。
ギガノイド第7番「新世界より」:幹部がその場で製作して繰り出した後詰め巨大怪人。ただし即席で作ったので戦闘力は低い粗悪品。
大ナナシ連中、スゴーミン、バグゾード、ツヨインダベー:歴代戦隊で幹部出陣時の後詰めを行った巨大戦闘員の系譜。
メカジャイガン、ネオメカジャイガン:幹部陣の作戦失敗時に呼び出す、後詰め要員の元祖たる存在。ただし今週の怪人枠も兼ねており、そのポジションは独特。