スーツアクター:今吉渉
概要
ヴォッファがドヴォルザーク作曲の交響曲第9番「新世界より」をモチーフに作り出したギガノイド第7番。
赤い地球儀型の頭部を中心に様々なガラクタが寄せ集まった様な外見をしている。
両手と尻尾の先端部分が球状のハンマーとなっており、これを振り回して叩き付ける事で街を破壊する。武器としては他にも身体の中心部に光るネオンから発射する「ツウテンカクビーム」があり、こちらも相手を跡形も無く焼き尽くす程の威力を誇る。
……とこの様に書けば中々に強力なギガノイドに見えるかも知れないが、所詮は逃走の一時凌ぎにガラクタから作られた即席の粗悪品である為、戦闘力は高くなく力も弱い。
活躍
前回侵略する先の相手を研究する目的で、アナザーアースへスパイとしてミケラと共に送り込まれたヴォッファ。出先で笑里をギガノイド第6番「巨人」に変えて嗾けるも、失敗に終わった為に2人仲良く撤退するが、その直前に近くのゴミ捨て場のガラクタにヴォッファが命の実を融合させた事によって誕生したのがこの「新世界より」であった。
生み出された「新世界より」は、ヴォッファからの「後は頼むぞ!」と言う言葉を受け、2人が逃げるまでの時間稼ぎのために迫り来るアバレンジャーを相手取る。
対峙するアバレンオーベイルスをツウテンカクビームで攻撃するも、ベイルブロッカーで弾き返されて逆に自身に命中してしまう。旗色悪しと見て逃走を試みるが、其処へ運悪くキラーオーが参戦。行く手を阻まれ、そのまま爆竜必殺デススティンガーを喰らって大ダメージを負い、負傷した隙を突かれて止めの爆竜必殺ダブルトルネードを受け爆散した。
余談
モチーフはガラクタ。
それ故か、大阪の飲み屋街の方のイメージまで混ざってしまった模様(ツウテンカクビームとか)。
この回でミケラたちが訪れた電化店は、ヤマダ電機大泉学園店(過去作でもロケ地に使われている)。
ヴォッファがCDショップで聞いていた音楽は、前作『忍風戦隊ハリケンジャー』にて野乃七海/ハリケンブルーを演じた長澤奈央が歌っていた「Pump up!」
関連タグ
爆竜戦隊アバレンジャー エヴォリアン ヴォッファ ギガノイド
ドヴォルザーク:元ネタの作曲者。
アクタガミ:3年後に登場する、同じくゴミの寄せ集め繋がりの戦隊怪人の後輩。
ゴミジゲン、モニターオルグ:同じくゴミの寄せ集め繋がりの先輩怪人達。