スペック
全高 | 49m |
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重量 | 3700t |
出力 | 2250万馬力 |
専用BGM | 『白い野望』 |
概要
アバレキラーのパートナーである爆竜トップゲイラーがアバレンジャーたちを裏切ったステゴスライドンと爆竜合体する事で完成する戦闘巨人。
0号スーツ(アバレキラー)同様、「アバレンオーを殺す者」という意味で壬琴自身が直々に命名した。
トップゲイラー由来のスピードとパワーが自慢で単純な戦闘力はアバレンオーを凌駕する……のだが、『アバレンジャーvsハリケンジャー』ではアバレブラック一人に撤退に追い込まれた事も…(そもそもアバレブラックはその気になれば等身大かつ単独でギガノイドを倒せる戦士である)。
主な武装はエネルギーを集中したトップゲイラーの頭と胴体で構成された槍《ゲイルスピア》を投擲する「爆竜必殺デススティンガー」、体内の電磁エネルギーを頭部に集めて光線状に収束し、相手と自身を結ぶ直線上の地表を自身の足元からなぞり抉り取るように放つ「爆竜必殺デスコンバッション」。
他にも、空中前転して背中のステゴの鰭で攻撃するヒレストライク、顔から火球を連射するデスコンバッションファイヤー等、多彩な技を持つ。
アバレンオーと同じく爆竜コンバインも可能でバキケロナグルスやディメノコドン等の爆竜たちと合体した事もある。
後述の通り初披露では洗脳による強制合体、再登場では任意合体である。
第43話では「不滅」の内部にいるアバレキラーに変わってアバレブラックがステゴスライドンと融合。その状態で合体して操縦した。
デズモヴォーラとの戦いを最後にダイノマインダーの爆発から地球を守るために宇宙に移動したアバレキラーとトップゲイラーが死亡したため、この形態になることはできなくなった。
なお、ステゴスライドンは寝返ったとはいえ、アバレンジャー達の味方だった爆竜なのだが、キラーオーへの合体以降は割と容赦なくアバレンジャー達に攻撃されている。
こうなったのも仕方ないといえばそうなのだが、バクレンオーがキラーアバレンオーによって爆散した事を考えれば、アバレンジャー達の攻撃を食らって死ななかったステゴスライドンは中々にタフであると言える。
合体シークエンス
アバレキラーがトップゲイラーと融合した後、トップゲイラーがステゴスライドンを後肢で掴んで飛翔し、空中で翼と後肢を分離する。
胴体になったステゴに、分離した翼と後肢がそれぞれキラーオーの脚と腕になって合体し、最後にステゴの頭部のフェイスカバーが展開し、キラーオーの顔が露出して合体プロセスは完了する。
残ったトップゲイラーの頭と胴体は武器である巨大な槍「ゲイルスピア」となる。
ほぼ乗ってるだけのアバレンオースライドンと異なり、こちらはステゴスライドンが8割を占めている。
各合体形態
キラーオーナグルスノコドン
右腕を爆竜バキケロナグルス、左腕を爆竜ディメノコドンに換装した姿。
必殺技は右腕のバキケロから繰り出す高速連続パンチ「キラーバキバキパンチ」と、左腕の回転ノコギリで十文字に切り裂く「キラークロスサンダー」。なお、この状態でも「爆竜必殺デススティンガー」は使用可能(腕は塞がっているが、槍自体が浮遊するので発動に支障はない)。
本編で2回登場しており、アバレキラーが操縦する場合は洗脳による武装、アバレブラックが代理操縦する場合は任意武装となる。
キラーオーベイルスロッキル
右腕を爆竜アンキロベイルス、左腕を爆竜パラサロッキルに換装した姿。
必殺技は右腕のドリルで相手を袈裟斬りにした後、左腕のハサミで滅多切りにする「爆竜必殺ドリルシザーズ」。
アバレブラックが代理操縦した際に登場。
立体化
2003年8月にDX玩具版発売。爆竜コンバインは勿論、キラーアバレンオーやオオアバレンオーへの合体も再現可。
また、トップゲイラーの足を他の戦闘巨人に爆竜コンバイン(?)するという該当も可能であり、このトップゲイラーの足にはゲイルスピアを持つ為のジョイントがあるのが特徴である他、ステゴスライドンのヒレはスイッチを入れる事で電動稼働する。
これとは別に玩具オリジナルで第1話でエヴァリアンに操られた爆竜ティラノサウルス達をイメージしたカラーとしてアナザーバージョンが存在。
ミニプラ版も並行して販売されたが、ステゴスライドン側のキラーオーの目を覆うカバー部分はDX版が軟質素材であったのに対してこちらは硬いプラ素材で形状も異なる。
そのうえ比較的トップゲイラーのカラーリングは比較的劇中寄りである一方でステゴスライドンはほぼ全身マゼンタとなっているので劇中再現を目指したい場合は塗装が必須となる。
関連タグ
王子(ボウケンジャー)…轟轟戦隊ボウケンジャーに登場する怪人。キラーオーがモデルとなっている。