概要
アバレキラーが使用する、ブレスレット型の変身アイテム。
ダイノブレスやダイノコマンダーのプロトタイプに相当し、機能や用途も概ねこれらに準拠しているが、チェンジの際に爆竜の下顎に相当する部位を開閉する操作が、スイッチではなくレバーによるものといった独自の仕様も備えている。
「一人で多くの敵を倒す」というコンセプトで開発された都合上、後発の変身アイテムに比べて高いスペックを叩き出すが、同時にダイノガッツの暴走によって東京一円を吹き飛ばすほどの大爆発を誘発する危険性も内包している。
そのため、完成後はダイノアースで厳重に封印されており、さらにエヴォリアンが奪取してからはトップゲイラーのカプセルとともにアノマロガリスの内部で保存されていたが、アバレンジャーがアノマロガリスを撃破した際に吹き飛ばされ、壬琴の手に渡ることとなる。
壬琴が使用していた間、彼の体内に潜んでいた邪命因子の影響により、前述したデメリットも抑え込まれていたが、物語最終盤にてデズモヴォーラを撃破した際にその抑止力も失われ、それまでの度重なる無理な使用もあってダイノガッツも暴走を始めてしまう。
そのため、戦闘後に息を引き取った壬琴とともにトップゲイラーの手で宇宙空間へと運ばれ、彼を巻き込む形で爆散・消滅した。
後にOV『デカレンジャーVSアバレンジャー』にて壬琴とトップゲイラーが復活した際にも、生前と同様に左腕に装着されているのが確認できる。『海賊戦隊ゴーカイジャー』にて伊狩鎧の夢の中に登場した時も同様に装着していた。
関連タグ
ゴウライチェンジャー/シュリケンボール←ダイノマインダー→ブレスロットル