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センシティブな作品

ダイノブレス

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だいのぶれす

ダイノブレスとは、特撮テレビドラマ『爆竜戦隊アバレンジャー』に登場する変身アイテムの一つ。

概要

アバレンジャーのうち、初期メンバーの3人が使用するブレスレット型の変身アイテム。

ブレス全体で爆竜の頭部を模したような形状となっており、変身前後を通して左手首に装着され、変身や通信、それに爆竜との会話などを可能とする。

機能

爆竜チェンジ

ブレスの爆竜の下顎に相当する部位を展開し、「爆竜チェンジ」の発声に続けて本体の赤いボタンを押した後、サイドボタンを押して下顎部を閉じることにより、ブレスからダイノガッツが解放され(※)、実体化されたアバレスーツが装着される。

変身には「常人以上のダイノガッツ」と、変身に「適した身体」の両方を備えている必要があり、当初アスカからブレスを託された杉下竜之介今中笑里は条件のうち前者こそ満たしながらも、後者には当てはまらなかったために途中までしか変身できずに終わった(そしてその直後両者を満たした幸人らんるが奪い取った)。

またこれに加えて、変身の際にはパートナー爆竜と波長を合わせる必要もあり、肉体と精神が入れ替わるなどの要因でそれが出来ない状況になると、やはり変身できなくなるというデメリットを有している。

(※)超全集によれば、下顎部を開くことで封入された爆竜のダイノガッツが、閉じることで変身者のダイノガッツがそれぞれ解放される模様(開いた下顎を閉じるという行程はそのため)。そして両者が反応を起こすことにより分子状態で漂っていたアバレスーツがダイノガッツに引き寄せられて実体化するという仕組み。

通信・会話

ダイノコマンダーも含めたブレス同士での通信機能も実装されており、さらに爆竜たちともブレスを通して会話することが可能となっている。その際、本体のうち爆竜の顔の上半分を模した部位(爆竜プレート)も、会話相手の爆竜のものへと変化する他、爆竜の声に合わせて口の部分も可動する。

携帯電話など他の通信機器と同様に、電波に影響されることが作中で明示されている。

その他

メカいじりを趣味とするらんるのブレスにのみ、以下の機能が後付で実装されている。

  • サーチビーム:ボタン操作により、トリノイドの細胞を感知するビームを発射する。
  • ダイノレイザー:ダイノブレスから攻撃用ビームを放つ。
  • 光のロープハゲタカライチ戦にて、敵の追跡から逃れる際に使用。

また、アバレッドのブレスはアバレマックスへと変化する際、本体の黒い部分を除いて金色に変化する。

備考

玩具版ではティラノサウルス、トリケラトプス、プテラノドンのダイノプレートには個別音声が存在するものの、その他のプレートでは個別の鳴き声は鳴らない(ディメノコドン/アンキロベイルス/ステゴスライドン/カルノリュータスがティラノ、バキケロナグルス/カスモシールドンがトリケラ、パラサロッキルがプテラに対応しており、どれでも変身遊びは可能である)。

一方で、トップゲイラーブラキオサウルスのプレートはセットできても変身音は鳴らない仕様になっており、それぞれダイノコマンダーやダイノマインダーなどの専用の変身アイテムを使う必要がある。

本作の英語版ローカライズ作品『パワーレンジャー・ダイノ・サンダー』では、原典には存在しなかったスティラコサウルスのダイノプレートも登場。アバレマックスのダイノブレスに出現することで、バトライザーが装着されるという使われ方となっている。

関連タグ

爆竜戦隊アバレンジャー

ダイノバックラー ガブリボルバー リュウソウチェンジャー:いずれも他の恐竜スーパー戦隊に登場する変身アイテム達。このうちリュウソウチェンジャーとはブレスレット型という点で共通項を有する

ルパンコレクション(ルパンVSパトレン):『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』に登場するキーアイテム。その一種である「楽しくいこうぜ~Prends-le dessus~」(メイン画像参照)のモチーフとしてダイノブレスが採用されている

スーパー戦隊変身アイテム

ハリケンジャイロダイノブレス/ダイノコマンダーSPライセンス

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