概要
ゴウライジャーが左腕に装備する、ブレスレット型の変身アイテム。
本体は甲虫を模した形状をしており、また各々のモチーフに準じた形状の角も配されているのが特徴。後述する変身・通信の機能の他、作中では結界をこじ開ける能力も披露したことがある。作中で正式名称が呼ばれたことはなく、一回だけ一甲から「チェンジャー」と呼ばれたのみである。
本来このアイテムは、迅雷流忍者の中でも特に優れた忍者にのみ与えられる迅雷流「伝説の覇者」の証で、位置づけとしては疾風流に伝わるハリケンジャイロのそれに近い。物語開始から遡ること500年前、ゴウライジャーの名と共に封印されていたが、その後も密かに改良が重ねられ、ジャカンジャの襲撃で迅雷義塾が壊滅した直後、難を逃れていた霞兄弟が迅雷の谷の洞窟で発見し、手に入れたという経緯を持つ。
機能
変身
「迅雷・シノビチェンジ」の発声に合わせてチェンジャーを顔のそばへ掲げた後、「フッ!」という掛け声とともにスイッチを押すことで本体のカバーが甲虫の翅のように展開。内部にセットされていたシノビメダルが露出し、そのメダルがイオンを吸収することでシノビスーツが生成・装着される。メダルが装着されていない状態で変身が不可能となる点はハリケンジャイロと同様である。
通信
ハリケンジャイロも含めた変身アイテム同士、それにおぼろ研究室とも通信が可能。その際チェンジャーを腕に着けている必要があり、外した状態では相手の声が聞こえなくなる。
関連タグ
重甲ビーファイター:ゴウライジャーと同様に、昆虫をモチーフとした特撮ヒーローチーム。彼らの変身アイテムである「ビーコマンダー」も、(ブレスであるか否かの差異はあるものの)ゴウライチェンジャーに近似したものとなっている