概要
宇宙警察捜査官のうち、特キョウに所属する捜査官が使用する、ブレスレット型の変身アイテム。作中では地球署に出向中の姶良鉄幹、それに彼の上司に当たるリサ・ティーゲルの2名が使用しているのが確認されている。
本体右側面に備わったスロットハンドル状のグリップ、その基部に備わっている2種類のメーターなど、バイクを意識した要素が盛り込まれているのが特徴。一般の特キョウに配備されたものはシルバーとブルーを基調としたカラーリングであるが、チーフクラスの捜査官のものはブルーの部分がゴールドに置き換えられている、という差異も見られる。
単独での捜査活動を行う「特キョウ」の役割を反映し、変身・通信・ジャッジメントといったSPライセンスと同様の機能や、変身後の攻撃手段としての機能をこれ一つで兼ね備えている。変身時に装着されるデカスーツも、その都合上ブレスロットル本体に圧縮収納されており、非常事態によってデカベースなどの外部支援が断たれた場合でも変身・戦闘が可能という利点を持つ。
機能
変身
「エマージェンシー・デカブレイク」のコールに合わせ、本体メーター下の青いスイッチを押すことで、本体内に圧縮収納されていたデカスーツを展開・装着することができる。
ジャッジメント
折りたたまれていたグリップを水平に引き起こし、本体下部の「VI」のスイッチを押すことで、「ジャッジメントタイム」の音声とともにカウントダウンを開始。宇宙最高裁判所からの判決が下った後にハンドルを回すことで、下された判決が左側のメーターに「○」「✕」のいずれかで表示される。
通信
グリップを畳んだ状態で「VI」スイッチを押すことにより、デカベースや他の変身アイテム同士での通信を可能とする。
攻撃
ハンドルを引き起こしてひねることで、ブレスロットルを装着した左腕にエネルギーを集中させ、その後ハンドルを畳むことにより特キョウ秘伝の「正拳アクセルブロー」を発動させることができる。技は複数種存在するものの、使い分ける際にブレスロットルで何らかの操作を行う必要はなく、使用者の任意で使い分けるようになっている。
余談
SPライセンスやマスターライセンスが後年「戦隊職人」や「MEMORIAL EDITION」として大人向け玩具が発売されている中でブレスロットルは大人向け玩具化に恵まれていない。