プロフィール
概要
ゴセイブルーの変身者で初期メンバーの中では最年長。シーイック族特有の真面目で堅物なタイプ。
冷静に状況を判断して指示を出すことに長け、チームの参謀的役割を担っている。また、最年長ということでリーダー的存在でもある。 しかし、的確な理論武装でのダメ出しをしてアグリを怒らせてしまうのが難点。水に触れる事で水質を解析できる能力を持つ。
名前の由来は水を意味するハイドロか。
他のメンバーと合流する以前に、同じシーイック族の相棒であるマジス/ゴセイグリーンを亡くしている。そのことから、一度はマジスの仇を取ろうと考え復讐に走った。そのため、初期メンバーに唯一同族が存在せず、物語前半では単独で行動することが多い。
ランディック族のモネとは年齢差が一番大きく(最年長のハイドに対しモネは最年少で6歳差)性格も正反対ゆえに一時は衝突するが、一悶着あった後、戦闘で抜群のコンビネーションを見せた。
一応、『ゴセイジャー』はファンタジー戦隊の部類に入るのだが、所々SF要素が混じっているが故なのかハイドは科学的な知見を取り入れる事もある。
第5話では流感のウチュセルゾーに対抗するべく、ウイルス学の権威である敷島蓮子博士(演:宝積有香)に協力したり、第10話ではさかなクン博士(本人)とクラゲスパイラル(※地球温暖化によってクラゲが大量発生し、魚たちが海から激減、生態系や水産資源に悪影響を及ぼす現象のこと)について語らったり、第31話ではフリーズドライの原理を用いてブロブの膜インがばら撒いた粘菌の増殖防止を試みたりするなどの活躍を見せた。
人物
堅物な性格故にぶきっちょで家事など全くできないのでは?と思いきや実は家事は大得意。その熱意たるや如何に安く、如何に美味く料理を作るかを考える為にスーパーを何軒もハシゴするほど。前々作のブルーのオカン体質を受け継いでると言っていいだろう。
割烹着で家事をしていたこともあるが、見た目は普通であり、アラタのあざとい割烹着姿のほうが伝説になっている。
また、生真面目な性格故にか笑いのツボが他のメンバーとずれており、例えると面白いギャグではクソ真面目に解析するのに寒いギャグでは大笑いするタイプ。
その上、知識に偏るぶん倫理的に考えすぎて発想力に欠けることも多く、敵の作戦で熱中症状態にされた時は(環境に配慮してエアコンを使わない前提で)わざわざハッカ風呂やキュウリ等といった熱中症対策を施しながら移動し、敵アジトに潜入した際は一千万通りもある暗証番号から計算や模索もせずに本当に一千万通り試そうとしていた(しかもご丁寧に「0」からカウントしている)。
戦いが終わった後は大学で水の研究をしている。
余談
- 名前は水を意味する『hydro』に由来。
- 戦隊ブルーでは珍しく名乗り順が5番目であるのは非常に珍しい。その他には早坂アコ、ブルーンがいる(ほとんどの戦隊は2番目か3番目)。
- 演者の小野氏は戦隊ブルー初の平成生まれである。作中ではモネにおっさん扱いされているが、モネ役のにわみきほ氏とは実際には同い年。
- 演者の小野氏は『ウルトラマンマックス』第25話にゲスト出演した経験があるほか、『ギーツエクストラ 仮面ライダーパンクジャック』では真島一樹役で出演しており、三大特撮を制覇した。
- 名乗りの際に怒涛という単語を使うのは百獣戦隊ガオレンジャーの鮫津海(ガオブルー)以来9年ぶりで、スーパー戦隊VSシリーズでもジャケット着る姿も見られる。
- 偶然にもとある舞台で水に関係あるキャラクターを演じる事になる。