「裏切り者には死あるのみだ!」
概要
邪命体エヴォリアンの幹部の一人で、巻貝を思わせる暗黒の鎧と呼ばれる黒い鎧を身に着けた男性。
巨大な斧とシールドを武器に持つ。その仮面の下はアスカと同じ竜人でありアスカと何かしらの因縁があるらしい。
エヴォリアンがアナザーアースに侵攻した際の先兵として登場し、爆竜ティラノサウルス、トリケラトプス、プテラノドンの三体を暗黒爆竜へと洗脳し町を攻撃させたが、ダイノガッツを持つ三人の地球人達と爆竜達が出会ったことで爆竜達の洗脳が解けてアバレンジャーが誕生。
アバレンジャーを始末すべく自ら地上に赴き、その際にアスカも始末しようとしたがアバレンジャーの攻撃で鎧に傷が入ってしまい退却する。
その後はアノマロガリスの中で傷を癒して再出撃。ダメージを受けると強くなるという鎧の特性で大幅にパワーアップし、アバレンジャー達を苦戦させた。
しかし一瞬の隙を突かれてダイノダイナマイトでシールドが破損。要塞で着陸を強行しようとしたがアバレンオーの妨害に会い、触手で圧倒したが逆手に取られてしまい、爆竜電撃ドリルスピンで要塞を破壊されてしまう。
仕方なくダイノアースに帰還し再起を図るも、破壊の使徒ジャンヌによって作戦失敗の責任を負わされ粛清。エヴォリアン本隊到着前に命を散らすこととなった(デズモゾーリャからは「所詮、ガイルトンの力などその程度」と言われていたため、最初から期待などされていなかったようだ)。
彼の死後、鎧はジャンヌが受け継ぐこととなる。
正体
その正体はアスカの友人でジャンヌことマホロの兄ミズホであることが第42話で明言された(ミズホはアスカの過去エピソードに何度か登場しており、マホロの兄と早期に明言されていたことからガイルトン=ミズホとある程度の推測は可能であった)。
マホロやアスカとはエヴォリアンと戦うレジスタンス組織の一員で、アスカやマホロと共にエヴォリアン要塞に突撃をかけるも失敗。その際にデズモゾーリャに魅せられた幻影でアスカが裏切ったと思い込まされ、マホロと共にエヴォリアンとして生きることとなった。
実はアバレンジャー達との2回目の戦いですでに致命傷を負っており、最後まで自分を気遣ってくれた妹のマホロに暗黒の鎧を託すために自ら殺されることを選んでいた。
劇中ではマホロと違って最後まで誤解が解ける事もないまま妹の手にかかり悲劇の悪役として終わってしまった彼だが、最終的にその元凶たるデズモゾーリャが討たれ、妹が救出されたことで彼にも少しは溜飲が下がったと信じたいところである
余談
『獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ 恐竜大決戦! さらば永遠の友よ』ではガイルトンをモチーフにしたネオガイルトンが登場しているが、ミズホとは別人である。
名前の由来は鎧+アイルトン・セナから。