「今日はあなたなの?頑張ってね♥」
演:鈴木かすみ
概要
性格は無邪気で純真無垢。普段はカプセルの中で眠っており、邪命神デズモゾーリャの意志を伝える際に憑依された状態で目を覚ます。意思を伝え終わった後はリジェとしての人格を取り戻し、生成されたトリノイド/ギガノイドを、項目トップの台詞と共にキスでアナザーアース(地球)に送り出す(ギガノイドの場合は投げキッス。また、ヤツデンワニの電話越しにキッスをする事でラッコピーマンを転送したことも。この他にも昏睡状態になっても、投げキッスする動作を取らせれば転送が可能である)。
奇怪極まる風貌のトリノイドやギガノイドを「可愛い」と評する辺り、美的感覚はズレている。
なお、デズモゾーリャに憑依された際は瞳が緑に光り、声も低くエフェクトがかかったものになる。手からは緑色の電撃を放つなど攻撃能力がないわけではない。
第28話にてデズモゾーリャの通訳ばかりさせられる立場に飽き、ときめきを求めてアナザーアースを来訪した際に壬琴に「ガキには興味ない」と突き放され、本人が「もうすぐナイスバディになる」と言い返し、壬琴の興味を引いた。
第29話ではデートをさせてくれたお礼に彼をダイノアースへ招き、彼を「ミコ様」と呼び慕うように。絵心があり、壬琴の似顔絵を描いて見せたことも。壬琴に想いを寄せるようになってからは性格が徐々に変化していき、言動や態度が粗野になっていく。
第37話では黎明の使徒リジュエルへと急成長を遂げ、その後は純粋だった性格から一変して傲慢な性格へと変化した。
その正体は、第28話でマホロ(=破壊の使徒ジャンヌ)の娘だということが判明し、マホロとデズモゾーリャの間にできた子供とも言われていたが、実際はアスカとマホロの子供を急成長させた姿。実年齢は1歳(勘違いされないよう言っておくと、デズモゾーリャがマホロを孕ませたわけではなく、マホロが身籠っていた子供を取り出して邪命因子を植えつけた存在というわけである)。
余談
エヴォリアンの幹部の中で彼女のみ名前の由来は明かされていないが、おそらく由来は映画「エミリー・ローズ」のモデルになった『複数の悪魔に憑依された女』と呼ばれ、カトリック教の悪魔祓いの儀式を受けた翌年に餓死した女性「アンネリーゼ・ミシェル」から取ったものと思われる。