概要
変身の際にはドロンチェンジャーを胸の前に掲げた後、「スーパー変化!ドロンチェンジャー!」の発声とともに印を結んでスイッチを入れることで、「忍」の文字が刻まれたエンブレムが開いて内部にはめ込まれた忍メダルが表出。精神エネルギーを受けて膨張した忍メダルからエネルギーが放出されるとともに、圧縮収納されていたカクレスーツが装着される。
状況に応じてこのプロセスを省略し、「スーパー変化!」の掛け声と共に衣服を脱ぎ捨てることで直接カクレンジャーに変身できるが、その場合もあくまでドロンチェンジャーを所持している必要がある。
変身の他、ドロンチェンジャー同士での通信機能や、妖怪探知機としての機能も備える。また内蔵されている忍メダルには、メンバー毎にそれぞれのパーソナルマークが刻印されており、これを本体から取り外して虚空へ投げることで、封印されている獣将ファイターを解放可能となっている。
作中では各々先祖より譲渡され、「決して粗末にするでない」「命の次に大事なもの」と念押しされるが、譲渡の際に先祖は投げ渡す。(粗末にするなとは一体・・・)
妖怪大魔王との最終決戦において、封印の扉にこれを閉じ込めた際にドロンチェンジャーを扉にあてがい、封印の鍵とすることで大魔王を始めとする妖怪たちを封印。その際、封印の扉と共にドロンチェンジャーも消滅してしまった。
本編以降
『超力戦隊オーレンジャーVSカクレンジャー』や『手裏剣戦隊ニンニンジャー』といった後年の客演時にはドロンチェンジャーを所持しているがいずれの場合においてもその詳細については言及されていない。
本編の正式続編である中年奮闘編ではサスケが封印の扉に赴き、そこでドロンチェンジャーを回収する展開となった。その為、封印の扉が開き始め、妖怪達が完全復活ではない状態で出現するがサスケに同行した三郎と四郎、助っ人に駆けつけたニンジャマンが妖怪達を抑え込んでいる間に仲間達の元に合流。全員揃って、スーパー変化するのだがスーパー変化は身体にかなりの負担がかかることが判明。ゆえにその後も戦い続けていたジライヤ以外の4人は変身直後、苦しむ羽目になったが気合で立ち上がり、以降の戦闘は現役の頃と変わらぬ立ち振る舞いを見せている。
商品化
放送当時版
1994年発売。サウンドは「ピピピ」という音のみ。
戦隊職人版
2016年9月にプレミアムバンダイで発送。ニンジャマンのミニフィギュアとニンジャマンが入っていた壺が付属。
30th ANNIVERSARY EDITION
2025年2月にプレミアムバンダイで発送予定。「MEMORIAL EDITION」といえる存在だが、快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャーの「VS MEMORIAL SET」と同じく、同シリーズには含まれていない。
関連タグ
インロウマル - 『侍戦隊シンケンジャー』に登場するアイテムの一つ。印籠がモチーフという点で共通している一方、こちらは強化形態への変身などに用いられる
キョダインロウ - 『宇宙戦隊キュウレンジャー』に登場するアイテムの一つ。やはり印籠をモチーフとしたアイテムであるが、悪の組織に属する怪人の巨大化手段として用いられるという点で相違している
快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー - スーパー戦隊シリーズの第42作目。同作のTVシリーズ第35話にて、ドロンチェンジャーをモチーフとしたルパンコレクション「大いなる分裂~Le grand fossé~」が登場
幻星神ジャスティライザー - 東宝制作の特撮テレビドラマの一つ。シリーズは異なるものの、印籠型アイテムを使用して変身するヒーローの後輩に当たる