「ただの骨では無い…最高密度の骨は鋼の如く硬い」
プロフィール
概要
『NARUTO』の登場人物。音の五人衆のリーダー。一人称は「僕」。「地の君麻呂」の通り名をもつ。
五人衆の中では最強で、他のメンバーからも恐れられている。波の国の北アジトにいた頃は、重吾に気を許し、また攻撃衝動を止めることができる唯一の人間だった。
かつて霧隠れの里に戦いを挑んで滅んだ戦闘民族・かぐや一族の最後の一人であり、体内の骨を自在に操る血継限界・“屍骨脈”を持つ。主に骨を利用した剣術、格闘で戦う。状態2では、背中から体中の骨が飛び出し、尻尾が生える。存在自体が忘れ去られていた伝説的存在である大筒木カグヤは、自身の先祖に当たる。
幼い頃に一族が滅び、路頭に迷っていたところを大蛇丸に拾われた。以後、大蛇丸を崇拝し、彼の為なら命をも投げ出すことをも厭わない。新しい器の候補として大蛇丸から“地の呪印”を授けられていたが、死の病に侵されてその価値を失っていた。
うちはサスケを音隠れに引き入れる際、カブトの策略で追手の足止めとして起用され出撃。多由也から仮死状態のサスケが入った棺桶を受け取り、追ってきたうずまきナルト、助太刀に来たロック・リー&我愛羅と死闘を繰り広げる。
ナルトは力の差で退けたが、リーの酔拳と我愛羅の砂を使った術に苦戦。我愛羅の大技で地中深くに生き埋めにされながらも、最後の術・早蕨の舞で後ろを取るが、止めを刺す寸前に息絶える。
我愛羅との戦いの際、「たとえ死んでも大蛇丸様の心の中に留まる」と語っていたものの、サスケという次の器しか眼中になかった大蛇丸には「今はもう君麻呂なんかどうでもいいのよ」と既に切り捨てられていた。
後に第四次忍界大戦にて、カブトの穢土転生によって蘇生され、第5部隊の侍たちと交戦する。
アニメでは一族の霧隠れ奇襲の際、白と再不斬に会っている。また、病の発症は木ノ葉崩しの最中となっており、中忍選抜試験開始時には吐血が見られ、風影暗殺時に容体が悪化し倒れていた。
能力・技
我愛羅との交戦時点で病気で死にかけであったが、スタミナを気にせずに大技を連発するチャクラ量を誇り、第一部時点ではその点で稀有であった。また、全盛期のサスケですら生身に当たりさえすればクナイでも致命傷を負う世界においては異例と言える、我愛羅の大技を受け切る桁外れの耐久力を持っていた。
- 屍骨脈(血継限界)
かぐや一族の持つ血継限界。骨芽細胞や破骨細胞を自在に操り、カルシウム濃度すらコントロールし自在に骨を形成する能力。最高密度の骨は鋼のような強度を持ち、体外に形成した骨で攻撃や防御ができ、骨を抜き取って武器の様に使う事も可能。
- 十指穿弾
指の骨を弾丸の様に発射する。
- 柳の舞
掌と肘から生やした骨で相手を切りつける。
- 椿の舞
肩から抜き出した剣の様な骨で相手を切りつける。
- 唐松の舞
上半身から複数の骨を突き出し、相手を切り裂く。
- 鉄線花の舞・蔓
引きずり出した脊柱をムチの様に操る。
- 鉄線花の舞・花
腕から巨大な骨の槍を作り出し、相手を貫く。
- 早蕨の舞
地面から無数の骨を広範囲に突き出す。
関連タグ
各章のボス
波風ミナト:中の人が同じ「NARUTO」のキャラクター。