プロフィール
概要
オレンジ髪の青年。体格は大柄で登場当初は作中の登場人物で最長身だった。
本来はおとなしく無駄な殺生を好まない性格であるが、精神の一部に異常な殺人衝動が隠れており、その衝動をコントロールできない自分を更生させるために自ら望んで北アジトの人体実験場に囚われていた。特に兆候もなく突然に衝動に襲われ、普段とは打って変わって狂気じみた様相を見せる。
生前の君麻呂に対して自分の殺人衝動を抑えることができる唯一の人物という理由で心を開いており、君麻呂が命に代えて招き入れたサスケの価値を見極めるために、蛇/鷹の一員として同行する。
香燐によると呪印の唯一のオリジナルであり、大蛇丸がサスケや音の五人衆に与えた呪印は彼の体液から作られたものであるとのこと。
そのため呪印の扱い方がサスケや音の五人衆より多岐に渡る(体の一部を戦闘に特化した形に変化させる、呪印を聴覚にのみ作用させ、小動物と意志の疎通を図る、自分が縮む代わりに負傷した他人に自分の血肉を分け与える、逆に他人の血肉を取り込んで自分を回復させる、など)。
この能力は、仙術に由来するものであることがカブトにより説明されている。重吾の一族は自然エネルギーを取り込むことのできる体質を持っており、一族ではこの呪印のオリジナルとなった力を仙人化と呼んでいる模様。この体質のせいか、鳥などの小動物が周囲で戯れている描写もある。
また、サスケがキラービーの術を受けて負傷した際、自分の血肉を与えて子供サイズに縮んだ。
五影会談の時に、雷影と交戦。呪印を最大解放するも、敗北した。その後、サスケに水月と共に置いていかれサムライに見つかり牢に閉じ込められるも、第四次忍界大戦開始から程無く脱出する。その少し後、水月と共にサスケのもとに姿を現す。大蛇丸を復活させることに否定的な水月と異なり、「サスケの意思は君麻呂の意思だ」とサスケに対しては協力的な姿勢を見せていた。
十尾との戦いにも現れるが、サスケの行く末を見るために傍観の立場をとるが、サスケがナルトと共に十尾の人柱力となったオビトに挑む際には、仙術チャクラを提供して「仙術須佐能乎」にした。
アニメ『BORUTO』にも登場。水月や香燐と共に大蛇丸の部下として働いている。相変わらず殺人衝動を抱えており、大蛇丸の鎮静剤で制御している。
鳥の呪印感染事件の調査をしていたボルト達に犯人として疑われるも、本人は鳥達を救うために呪印を自分に取り込んでいた。後に事件の黒幕だったトサカにサンプルとして捕らえられるも、殺人衝動が限界に達してボコボコにし、木ノ葉丸達が血清を抑えたことで事件は解決した。
関連イラスト
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シェータ・シンセシス・トゥエルブ…同じく強い殺人衝動に苦しむ者繋がり。