「上等じゃねぇか……です」
概要
CV :Lynn
キリトとユージオの反乱の際はディープ・フリーズ(凍結封印)中であり、ネギオコンビやレンリ同様に二人の迎撃には参加していない。
灰色の鎧を纏う孤高の女騎士。外見は20代後半程度だが、整合騎士になって100年以上経過しており、年齢のことを指摘されると傷つく模様。
その無口・無表情な様から「無音」の異名を持つ。
「何でも斬ること」が特技で、訓練用の木偶人形であれば手刀でも滑らかに切断できるほど。
それ故か、「斬れないもの」を見つけることが密かな夢。
その正体は「何もかも斬りたい」、魂に殺人衝動を抱える危険人物。
シンセサイズ前は過去の四帝国統一大会の優勝者であったが、寸止めがルールの試合で対戦相手を全て斬殺。その存在があらゆる記録から抹消された過去を持つ。
整合騎士となってからも斬ることにしか興味がなく、彼女に関する逸話はどれも恐ろしいものばかり。詳細は不明であるが、覚醒を聞かされたアリスも思わず息を呑むほどであった。
しかしその一方で、少なくとも整合騎士になって以降は自身の殺人衝動を忌避すらしており、決して悪人ではない。
騎士団内で孤立しているのも、なにかの拍子に剣の手合わせに発展すれば相手をつい斬り殺してしまうかもしれない危険から意図的に人との関わりを避けているためである。
だがその努力も虚しくアドミニストレータから神器を下賜された一年後、自らの懸念通り、手合わせに発展した同僚の整合騎士(詳細不明)を斬殺。自ら希望して長期のディープフリーズに入り、本編に至っている。
本能的に邪悪でありながらも、それに抗い人として正しく在り続けようとする様は可哀想な過去を言い訳にした歴代ボス、そして邪悪な本能のまま殺し続けた敵首魁に対するアンチテーゼともとれる。
本編においても、敵である拳闘士たちを手足を切り飛ばせど不殺に留めるよう手加減しており、初戦では誰一人として首を狙わなかった。
ちなみに「セントラル・カセドラルを斬ったら楽しいだろうな」というとんでもない考えを抱いて「右眼の封印」に苦しめられたことがあったそうな。
もしそんなことをやり遂げていたら、きっとタガが外れた恐ろしい人工知性が誕生していたであろう...。
神器『黒百合の剣』
シェータの神器。所謂「何でも斬れる剣」。
彼女の技量と相まって、心意により斬撃を弾く暗黒界の拳闘士すらも容易く、そして斬り口を潰すことなく完璧になまでに切断する。
刀身は紙と見紛うほどに薄く、刃方向から見ると糸か線にしか見えない。
元となったのは、ダークテリトリー最大の内乱の戦場跡にて唯一生き残った生命であった一輪の黒百合の花。アドミニストレータの命もあったとは言え、シェータは三日三晩かけてこれを探し出している。
関連イラスト
関連タグ
重吾…本来は大人しいがシェータ同様に強い殺人衝動を持ち、かつそれを自ら忌避している者繋がり。
サブキャラクターは作中設定の各記事、及び各作品の個別記事を参照。
ネタタグやカップリングはキャラクターの個別記事及び下記のカップリング一覧を参照。
作中設定 | 各VRマシン ソードスキル SAO ALO GGO オーディナル・スケール アンダーワールド ユナイタル・リング SA:O |
---|---|
主人公 | キリト 主人公(SAO) アスナ コハル |
ヒロイン | ユイ シリカ リズベット リーファ シノン アリス ユウキ サチ |
キリトの仲間たち | ユージオ クライン エギル |
原作主要人物 | アルゴ キバオウ エイジ ユナ ロニエ ティーゼ 菊岡誠二郎 整合騎士 |
敵役 | PoH 茅場晶彦 須郷伸之 死銃 重村徹大 アドミニストレータ ガブリエル |
スピンオフ主要人物 | ルクス レン ナユタ |
ゲーム主要人物 | ストレア フィリア レイン セブン プレミア レイ クレハ ツェリスカ イツキ ペルソナ・ヴァベル |
その他主要人物 | シャム エリス エリシュカ ミスト |
イラスト関連 | abec 猫猫猫 黒星紅白 ぎん太 |
一覧 | ソードアート・オンラインの登場人物一覧 ソードアート・オンラインのカップリング一覧 |
評価タグ(イラスト) | SAO100users入り→SAO500users入り→SAO1000users入り→SAO5000users入り→SAO10000users入り |
評価タグ(小説) | SAO小説10users入り→SAO小説30users入り→SAO小説50users入り→SAO小説100users入り→SAO小説200users入り→SAO小説500users入り→SAO小説1000users入り |
その後
以降はアリシゼーション編最終決戦以降のネタバレとなります! |
---|
アンダーワールド大戦では暗黒界側の拳闘士ギルド第10代チャンピオンイスカーンと交戦し、敵ながらに意気投合。最終局面での共闘の末に彼を自身が無意識の中で求めていた、そして生涯はじめての「斬りたくないもの」として心を通わせ、戦後結婚。彼との間に一人娘をもうける。
上記の通り、自ら悪事に手を染め破滅していった連中とは逆に最後には女性としての幸せまで掴んでいる点も対照的である。
その後は暗黒界首都オブシディアに人界統一会議の全権大使として駐在している。
大戦の際に黒百合の剣を失ったことで徒手空拳での戦闘スタイルに切り替えているが、母となってもその戦闘能力は健在。暗黒騎士団の客員師範も兼任しており、総本部で十数人程度の弟子をとり「無手」の異名で呼ばれている。
何気にとてつもない年の差カップル。アニメ版ではイスカーンが原作よりも少年っぽい顔つきになっているため、より顕著である。