略歴
2002年から自身が運営する個人サイトで九里史生(くのりふみお)名義でオンライン小説を発表。『ソードアート・オンライン』で人気を博す。
『アクセル・ワールド』で第15回電撃小説大賞大賞を受賞し、2009年2月に同作品でデビュー。
同年4月からは『ソードアート・オンライン』の刊行を開始した。
アスキー・メディアワークス創立20周年記念作品として、『アクセル・ワールド』と『ソードアート・オンライン』が、2作品同時並行でアニメ化が決定。
意図的なものかは不明だが、作風の一つに「主要人物がダメ親」という場合が多い。それも毒親ではなくむしろ十分以上に愛情を注いでいるのに、子育てに失敗したという生々しいパターンである(子の抱えた深刻な悩みに気づいてやることができなかったり、など)。
作品リスト
ソードアート・オンライン(電撃文庫)
絶対ナル孤独者(電撃文庫)
デモンズ・クレスト(電撃文庫)
余談
- ライトノベル作家でありながら絵心もあり、デビュー直後に奈須きのこと対面した縁からTYPE-MOON15周年記念企画のイラストに金髪で青系の姫騎士のツーショットを寄稿している。
- 百合には一家言あり、やがて君になるの大ファン。茅野愛衣を交えて原作者の仲谷鳰と対談した際には大喜びしていた。
- それどころか後のなろう系の先駆けとなった経歴に反して自身は百合モノを書きたい模様。が、挑戦するたびに失敗しているとのこと。
- 自著作品ではよく設定のアップデートを行う。基本的に元の設定とは系列上矛盾しないようにされているが、SAOではアスナの交友関係が度重なるアップデートでまるっきり別物に変わっていたり、SAO・AWともに時代を先取りした結果予想外の事態が発生(新型コロナウイルス感染症の流行、それに伴う東京五輪の延期など)して作中描写とズレたりと初期と現在とで変化はかなり激しい。ただ、その都度あとがきなどで陳謝している。