隊長白血球

たいちょうはっけっきゅう

『はたらく細胞BLACK』に登場する白血球たちの隊長。好中球1196の上官。

「正直に言おう…　負け戦だ……!」

CV：伊藤静

概要

原作・アニメ共に第4話に登場する白血球たちの隊長。軍人気質の勇ましい女性。

リンパ節にて淋菌を食い止めるべく、自らも前線に立ち現場の白血球たちを指揮する。

容姿

顔の中央を走る横一文字の傷跡と、左眼の眼帯が特徴的な女傑。

獣のような鋭い眼光と、厚く官能的な唇をもつ美人で、クセのある紫色の髪は後ろで1つにまとめている。そして色々とご立派。

服装は他の白血球たちとほとんど同じだが、一人だけ襟を立て、チョーカーを着用している。

武装も他の白血球が刀1本であるのに対し、背中に2本備えている。

性格

白血球たちの隊長にふさわしく、侵入者に対し勇敢に攻めかかる猛者。

原作では負け戦であることを悟りながらも、白血球たちを勇ましく鼓舞する誇り高き戦士として描かれた。

アニメではより人物像が掘り下げられ、部下1人1人に気を配りつつ、いざというときは自分の命を優先することも選択肢として提示するなど、柔軟さと優しさも持ち合わせた頼れる上司の側面が目立った。

原作の扉絵にて、メインキャラ・1196番の元教官であることが示唆されている。

アニメでは彼女とのやり取りが追加されており、部下の一人として気にかけ、また向こうからは上官として尊敬されていることが窺える。

動向

淋病を引き起こす淋菌を食い止めるため、リンパ節で他の白血球たちとともに迎撃する。自然治癒が望めないことを白血球たちに伝えたうえで、自分たちの役割を果たすよう皆を鼓舞し戦いに臨む。周囲が少しずつ追い詰められる中で獅子奮迅の立ち回りを見せるも、相手の強固な細胞壁と戦力差によって敗北。戦い自体はペニシリンの投与によって収束するものの、自身は命を落としてしまう。最期は他の犠牲者の遺体と共に、小舟に載せられ尿道から排出されていった。

余談

原作・アニメ共に1話限りの出演となったが、そのキャラデザもあってか一部で高い人気を得ている。

ただしなぜか、というよりやっぱり、pixiv上ではR-18率が高い。

関連タグ

はたらく細胞BLACK　白血球(はたらく細胞BLACK)