概要
はたらく細胞BLACKに登場する白血球(主に好中球)たちであり、本家版に登場する好中球たちは全員男性型だが、別のカラダが舞台である本作では全員が女性型となっている。
こちらでは抗体が日本刀型(忍者のように背負っている)。痛風の回ではロケットランチャーや自動小銃など銃火器型の抗体も使用していた。
服装は本編に似ているがつなぎのような作業着の上着の丈は膝辺りまである長いもの。全員が成人男性型の赤血球らと同等かそれ以上の長身で、かつ胸元のファスナーが閉まらないほどの巨乳揃い(しかもノーブラ)。個体番号は服の内側に書かれているらしい。
第2部の舞台となるAA2153らが輸血されたカラダの好中球は、フード付きのコートにスカートという服装でサイズも全体的に控えめに描かれている。抗体のデザインは柄の部分にナックルガードの付いたサーベル型。
劣悪な体内環境を舞台とする本作では、本編よりも熾烈かつ過酷な戦いを強いられており、多数の戦死者(膿)を出している。
本編の白血球は他の細胞から恐れられていたが、本作では身体のあらゆる所で頻繁に異物や病原体との戦争が勃発するためか、他の細胞からあまり恐怖の念や嫌悪感を抱かれていない。
主なキャラクター
- 白血球1196
CV:日笠陽子
本作におけるヒロインポジションであり、『BLACK』作中で主に「白血球(さん)」と称される存在。
初登場は一話の中盤であり、赤血球(AA2153)が細菌に襲われてある所を助けた。
その後なんやかんやあり、笑顔を見せたり、頬を赤くしている。髪の毛で右目を隠していたが、五話で少しでた。
当初はAA2153を「新米」と読んでいたが、三巻の11話で「赤血球」と呼ぶようになった。
1巻の4話に子供(骨髄球)の姿が描かれている。
原作のはたらく細胞の作者である清水茜が一巻のおまけに以下のように書いている。
「このBLACKに出てくる白血球のお姉さんですが、今まで読んだ漫画のキャラの中で一二を争うぐらい好みのキャラ なんです。(以下略)」
性格は作者いわく
「使命を全うする為にクールであろうと努める健気なお姉さん」のイメージで描いているそう。
- 白血球8787
CV:Lynn
イラスト右。白血球1196の後輩、白血球1212と仲がいい。
- 白血球1212
CV:内山夕実
イラスト左。白血球1196の後輩、白血球8787と仲がいい。
「…誰か教えてよ…! 私たちはいったい── なんのために働いてるんだ──?」
次の登場は11話の終盤。
顆粒球輸血療治でやって来た赤血球に襲いかかる細菌を倒す。その後赤血球の事を気にかけている。
「君は…!白血球ちゃん…」
「だ…誰が"ちゃん"だ!!」
赤血球に白血球ちゃんと呼ばれ続けているが、否定したのは12話の会話のみである。
胸が白血球より小さいので、Twitterなどで胸を気にするイラストなども投稿されている。
四話で登場し、淋病に抵抗したが、やられてしまう。
- 姫カット白血球
六話から登場しそれ以降も登場している。
(四話の最初のページに子供姿で写っている。)