淋菌への感染により起こる感染症である。性感染症(性病、STD)のひとつ。
淋菌性尿道炎では尿道の強い炎症と痛みを生じ、膿みが生じる。女性や咽喉への感染では無症状のことも多い。1回の性行為による感染率は約30%と高い。
性行為時にコンドームを着用することで大きく予防できる。また、前述のとおり自覚症状が出ないこともあるため、無闇に多数の人と関係を持つなどといった感染リスクの高い性行動をしない事も大事である。
基本的には抗生物質の投薬により治療することができるとされているが、近年では「スーパー淋菌」など抗生物質に耐性を持つタイプも出現している。