基本データ
概要
XIII機関の一員で、NO.2。
右目の眼帯や左頬の傷跡、白髪の混じった長い黒髪を結んだポニーテールなどが特徴の男性。
その強面な外見とは裏腹に人を小馬鹿にしたような飄々とした雰囲気をまとっている。語尾に「~ってハナシ」とつけるのが癖。
BbSでは人間時代のブライグとして登場。ディランやエレウスと同じようにレイディアントガーデンの親衛隊員だったが、任務などをしている様子はない。
というかマスター・ゼアノートに協力しテラを闇に落とそうとしていた。なんてフリーダム。
ブライグはマスター・ゼアノートに見返りとして何かを要求していたらしい。何を要求していたのか当初は不明だったが、後のⅢにて、ゼアノートからキーブレードを継承して貰う事だったのが明らかになった(本人曰く「使える資格はある」らしい)。
右目と左頬の傷は、テラと戦った時に彼が放った闇の力によって付けられたもの。
なお、レイディアントガーデンでテラと対峙した時点ではまだ金目ではなかったが、後にキーブレード墓場でアクアと対峙した時点で既に金目になっており、耳も尖っていた。
358/2Daysでは当初、レプリカ計画の全貌を知らされていなかったが、自力で調べ上げたらしく、途中から彼もレプリカ計画に関わるようになった。
シオンを「ぷーちゃん」といったり(フランス語で人形をpoupee(プペ)ということから)彼女の姿がヴェントゥスの姿に見えたりしていたことからもわかる。
Ⅱでソラに倒された事で一度は人間に戻ったが、後に再びノーバディと化しており、3Dでは真XIII機関に加入。座席はかつてヴィクセンが座っていたNo.4の席に座っている。
この時、XIII機関が結成された真の目的と、自身が既に半分ゼアノート化している事をソラに明かしている。(BbS終盤で金目になっていたのもこれが理由である)
数少ないゼムナスの過去をよく知る人物であり実力もあったため、機関内での発言力は特に大きかった。
しかし、登場当初こそ得体の知れない大物感を醸し出していたものの、BbSにてブライグの姿で登場した時の数々の小物臭漂う言動から、これまでの大物感が嘘のようになくなっていき、3Dで追い詰めたと思っていたソラに凄まれた時は大いにうろたえていた。
Ⅲにも登場。キングダムハーツを出現させるための13の闇の1人として、7人の光の守護者であるキーブレード使い達と闘う。
また、『黒い箱』という物を探しているらしく、それについての情報を他の機関メンバーにも流している。
戦闘能力
ガンアローという二丁拳銃を用いての射撃戦を得意とする。
空間の属性を操りワープをしながら四方八方から弾を撒き散らすだけでなく、なんと武器を持った手だけを別の場所へ転移させて死角から狙い撃つ事もできる。
ガンアローは基本的に単体で扱うが、二つに合体させる事で強力な弾丸を撃てるようにもなる。
358/2Daysではミッションモード限定で操作可能。
遠距離戦には強いが近距離戦では本領発揮できないという極端な性能の持ち主で、近距離で攻撃しても敵が小さかったりすると通常攻撃で撃った弾が当たらない事もザラ。
また、通常攻撃には弾数制限があり、0になると攻撃を中断してリロードしなければならず、リロードをしないまま攻撃を続けてもコンボの途中であっても弾が出なくなってしまう。
過去の物語であるBbSでブライグとして登場した時も、武器は同じガンアローだった。
素早い身のこなしで銃弾を乱射してくるだけでなく、KHIIの時同様にガンアローを合体させての強力な射撃も扱える。
また、空間移動能力もこの頃から使っており、空中で逆さまになったまま射撃してきたりワープして死角から弾を撃ってくる攻撃も同様に扱っている。
関連イラスト
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ネタバレ注意
「やっぱりキーブレードが使えないとダメか…」
キーブレード墓場での決戦では闇の探求者アンセムやダーク・リクと組み、ソラとリクの2人と対決。
戦いに敗れた後、キーブレード使いの資格はあり、マスター・ゼアノートに協力する見返りに彼からキーブレードを受け継ぐ約束をしていた事をソラ達に告げてから、自ら崖に落ち消えていった事で物語から退場する。
そんな彼の正体は……?