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基本データ

人間時代の名前アンセム(Ansem)※
属性
武器エアリアルブレード
称号狭間の指導者(虚無の支配者)
配下ノーバディソーサラー
CV若本規夫

※本名はゼアノート(Xehanort)。理由は後述。


概要

XIII機関のNO.1、つまりボス。

褐色の肌に朱色の瞳、白い長髪が特徴の男性。外見年齢は30歳ぐらい。

日本語版の声優は若本規夫氏。それ故か緩やかな口調で話す。


ゼムナスという名前はアンセムのアナグラム(Ansem+X)であり、かつては本物の賢者アンセムの弟子ゼアノートであった。

しかし、強すぎる探究心のあまり危険な実験にも手を出そうとする過激な一面が当初より存在し、それに対するアンセムからの警告を疎ましく思ったゼアノートは、他の弟子達と共にアンセムを無の世界へ追放。その後、自らの意思でハートレス化した彼は師の名をかたって初作のラスボスとして登場している。

元になった肉体の影響か派生したハートレスであるアンセムとはあまり似ておらず、よく見るとなかなかの美男子。

ディレクターの野村氏曰く、「当初はもっと二枚目なキャラクターになる予定だった」

ということだが、担当声優がアウトオブコントロールでアドリブを入れまくり、作中のようなインパクトの強いキャラクターに仕上がった、という逸話がある。

完成後は野村氏も「ゼムナスはこうでなければ」とその演技に納得したという。


一作目キングダムハーツのFM版に謎の男としてゲスト出演しており、当時のプレイヤーを絶望のどん底に陥れる圧倒的な強さを見せつけた。

2で登場したときはラスボスという「プレイヤーが必ず倒さなければならない存在」となったことで若干強さが薄められ、前作ほどの脅威は感じさせなかった(ソラが成長したためとも言える)。だがその分、2のFM版での再戦バトルではその制限が取っ払われ猛威をふるってくる。


戦闘時は赤く光る実体のない剣を振るい、蹴りを交えた独特な動きを見せてくる。

ちなみに野村氏によるとXIII機関における戦闘力ベスト3はゼムナス、ロクサスザルディンの三名とのこと。


戦闘能力

ビームレーザーのような形状をしたエアリアルブレードという武器を扱う。

戦闘時は両手の平からこれを出現させて二刀流のように振るいつつ蹴りを交えた体術も駆使する他、ブレードを短くしてショットのように射撃したり、サンダー系の衝撃波も操る。

さらに巨大なビルの残骸を容易に浮かせるなど、強力な念力も扱える模様。


また、KHIIのラストバトルでは巨大なドラゴンの姿をした機械に乗り、鎧の姿になった時は大剣を振るったり、作中で消滅した機関員達の武器も操っている。


活躍(ネタバレ注意)

KH1

FM版で隠しボスとして登場。グーフィーに「アンセム?」と呼ばれて「懐かしい響きだ」と返す。

アルティマニアによるとロクサスを機関にスカウトした際にソラという存在に興味を覚え、力をはかりにきたらしい。

撃破すると敵を倒した時の獲得経験値が上がりAP(アビリティをセットする為に必要な数値)が1上がる「EXPネックレス」と、最後のアンセムレポートを入手できる。


KH2

この作品における黒幕。人の心のキングダムハーツを創造し、心を手に入れて完全な存在となるべく、キーブレードの勇者にハートレスを倒させていた。本作においてラスボスを務める。

FM版ではXIII機関関連の描写が大幅に増え、円卓にて他のメンバーに指示を出す場面が度々でてくるので指導者としての絶対性が強調された。

賢者アンセム追放後、真っ先に研究所の地下に眠りの部屋とよばれる空間を作り出したこと、その眠りの部屋にたびたび赴いてはの鎧に話しかけていること、誰にも明かしていない目的があり、目覚めの部屋にいるであろうもう一人の友を探しているなど、人の心のキングダムハーツがゼムナスの本当の目的なのか怪しくなった。


358/2Days

主人公が機関メンバーのロクサスなので何度も登場するが、機関の雑務は副官のサイクスに任せ切りであるため、イベント以外で話をすることができない。

ロクサスやシオンにはある人物の姿を重ねて見ていた。そのためか彼らに対し(最終的な目的が非情とはいえ)寛大な対処をしているような描写がある。

また、彼の日誌で人の心のキングダムハーツを創造するのは真の目的を達成するための過程にすぎないと書かれている。


BbS

ゼムナスとしては直接登場していないが、人間時代における彼の正体がテラの肉体を乗っ取ったマスター・ゼアノートである事が判明。

ストーリー終盤にて、紆余曲折の末に記憶を失った状態でレイディアントガーデンに流れ着き、気を失って倒れている所をブライグに発見され賢者アンセムに保護される。


3D

謎の青年の付き人として登場。ソラの前に現れ、惑わすような言葉を残す。

本作において機関結成の真の目的はキングダムハーツを媒介としてメンバー全員をゼアノートにするということが明かされたが、ゼムナス曰く「力の足りぬ者、意を介さぬ者、謀反を企てる者」ばかりで、ほとんどのメンバーが目的にそぐわなかったとのこと。

前からゼアノートの影響下にあったゼムナスとシグバールを除けば、サイクスしか適格者がいないという惨状である。(もっとも、この時点ではまだ六名の探求者が明かされていないため、その中に元機関員がいるという可能性もあるが……。)

キーブレード戦争の再来を目的とする真のXIII機関においては円卓の間でNo.3の席に座っている。


KH3

真XIII機関の一人として暗躍。機関が用意したレプリカに過去から呼び寄せた心が入り、疑似的なヒトと化した存在。


もう1つの目的とは、古のキーブレード使いを探すことだと判明。真XIII機関入りした元XIII機関のメンバーから古のキーブレード使いを見つけだして、キーブレード戦争の秘密を探ろうとしていた。KH2などでヴェントゥスを探していたのはその古のキーブレード使いの一人であったから。


真機関では徹頭徹尾マスター・ゼアノートの分身として行動。

キーブレード墓場の決戦では、アンセム青年ゼアノートの3人で戦いを挑んでくる。


消滅時も無感動に負けたことを受け入れていたが、ゼムナス個人の心はどう感じているのかとソラに問われた際、ゼムナスに戻った感情はせっかく得た仲間を捨て駒にしたことで残った孤独からくる「さみしさ」だったことが語られた。

ゼムナスは「こんな感情ならやはり必要なかった」と自嘲気味に語っていたが、ソラからそれが人間であると言われると、穏やかに微笑みながら「人間は強いんだな」とつぶやき消滅する。

BBSが発売され、ゼムナスの元となったゼアノートの正体がテラの体を乗っ取ったマスター・ゼアノートと判明してからなぜゼムナスがキーブレードを使えないのかという謎が浮上した。

ハートレスである闇の探究者アンセムの方はキーブレードと相性が悪い(Iでリクが資格保有者にもかかわらずソラにキーブレードが発現した事や、終盤にリクがキーブレードに見限られた要因の一つでもある)のは予想が付くが、

キーブレード使いのソラのノーバディであるロクサスがキーブレードを使えている以上、ゼムナスも使えてもおかしくはないはずである。合体後のゼアノートが記憶喪失になったためとも考えられたが、3Dの回想でその状態のゼアノートがキーブレードを使っていたため、記憶喪失で使えなくなったというのは考えにくいということになった。

この件に関してスタッフは「敢えて使っていないのかもしれませんね」とコメントしている。


或いはキーブレードが特殊すぎる出自を持つが故だろうか?


関連イラスト

No.I ゼムナス狭間の指導者

ボスボスの月らしいので


関連タグ

キングダムハーツ XIII機関

KH KH2 358/2Days KH3D KH3

真XIII機関 ゼアノート

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