概要
CV:若山弦蔵
レイディアントガーデンを治める賢者で、心の可能性を探るため日々研究を続けていた。
6人の弟子を持っていた(ⅩⅢ機関のⅠ〜Ⅵ)が、次第に危険な研究に手を染めていくゼアノートを止めようとしたがために、弟子達に”無の世界”へと放り込まれてしまった。
その後、弟子の一人であるゼアノートは師である彼の名を騙り、後にハートレスと化して闇の探求者アンセムと名乗る。
だが彼は、弟子達への復讐のために、赤い包帯を巻いて素顔を隠し、”ディズ”(Diz)と名乗り世界に戻ってきた。(ディズとして登場したのは『COM』から)
賢者としての彼の性格は、物腰が柔らかく世界を一番に思う温厚な人物だが、ディズとしての性格は、復讐に燃えていたがためか、犠牲は構わず手段を選ばない残忍な性格だった。
『Ⅱ』では王様(ミッキー)が探しており、行方が分からなかったが、終盤で再会。
自身が作った装置でゼムナスらXIII機関が創り出した人の心のキングダムハーツをデータ化して分解しようとしたが失敗、王様やもはや声が届かないであろうロクサスに謝罪の言葉を遺した後、爆発する装置と運命を共にする。
……が、この時の爆発で何故か闇の世界に飛ばされて存命していた事がBbSのシークレットエンディングで判明。
記憶の一部を失って闇の海岸に佇んでおり、これよりも前に闇の世界をさまよっていたアクアと邂逅した際、光の世界でソラ達が闇の勢力と戦い続けている事を語り、アクアの心に一縷の希望を灯す。
その後、KHIIIでは「被験者X」なる少女の行方を探す目的として、マスター・ゼアノートによって真XIII機関メンバーとして現代に復活させられた闇の探求者アンセムによって連れ去られる形で光の世界へ帰還する(一緒にいたアクアはアンセムに敗れて闇に呑まれ、ソラ達が駆けつけるまで正気を失い敵対する事となる)。
しかし、話を盗み聞きしていたハイネらトワイライトタウンの3人組や、表向きは機関メンバーとして裏切りの計画を進めていたとある人物に加担したヴィクセンや彼にそそのかされて機関から寝返ったデミックスの手引きにより機関からの脱走に成功。
レイディアントガーデンに帰還してからはかつての弟子達と和解し、ロクサスやナミネが肉体を得て復活する為のレプリカ研究に貢献する。