概要
「キングダムハーツ チェイン・オブ・メモリーズ」で、「忘却の城」にてソラが出会った少女。常にスケッチブックを持っていて、ソラたちとの思い出を描いている。
キャラクターボイス担当は中原郁。
心に闇を持たないプリンセスのカイリからはノーバディは本来生まれないが、ソラが無意識にカイリの心を自らの心の中に匿ったことでソラの肉体を媒介にしてカイリの心から生まれたのがナミネだった。そのため本体のカイリの記憶を持たず、特殊な条件で生まれたノーバディのできそこないであり、「もっとも儚い影」「真の意味での存在しない者」などと呼ばれ、機関もメンバーとして迎えなかった。
ナミネの生まれたタイミングについては、KH2裏アンセムレポートではソラがカイリの心を解き放つ為に「自らの身にキーブレードをふるい、ソラとカイリの心が同時に肉体を離れた時」と仮説を立てているが、KH3Dキーワードグロッサリーでは「ソラが無意識にカイリの心を自らの心の中に匿った時」という旨の記述があり、食い違っている。
カイリがソラの心に干渉していた影響で、ソラとその関わりのある人の記憶を操るという、特殊な力を持つ。その能力から、XIII機関メンバーやディズからは「記憶の魔女」などと称される。
ソラのノーバディであるロクサスと同じ時間に違う場所(「忘却の城」)で生まれ落ち、軟禁状態におかれ、マールーシャやラクシーヌの監視下の元ソラの記憶を書き換えていたが、アクセルの手引きにより開放されソラに真実を伝える。
アクセル以外の機関員が消滅後、ソラたちの記憶を再生させるために彼らを眠りに就かせ、トワイライトタウンにおいてディズとともにそれを見守る。
その間にシオンと出会っており、自分自身の取るべき道を決意した彼女に真実を伝えた。
また、コンサートの朗読劇で、ナミネがテラの意識と接触しており、もうすぐ現れるという「彼女」を導くよう伝え、闇に囚われるテラを激励してたことが語られた。
大抵は白い部屋で絵を描いて過ごしていたが「キングダムハーツⅡ」では、ロクサスと共に本体(カイリ)と完全に一体化した。
カイリ(海)、シオン(潮)とともに海にちなんだ名前を持ち、漢字表記は「波音」となる。
関連タグ
チェインオブメモリーズ キングダムハーツ2 358/2Days コーデッド
キングダムハーツ3のネタバレ注意!
3の終盤にて、最終決戦でリク=レプリカが空のレプリカ人形を身を呈して用意し、エヴェンやイエンツォたちの手で復活する事となった。