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曖昧さ回避編集


概要編集

Nobody(存在しない者)

主にキングダムハーツ2キングダムハーツ3に登場する敵対勢力。作中では「存在しないもの」「人の半分」「魂のぬけがら」などと揶揄されている。

白っぽく、シャープかつ鋭利なデザインが多い。


この世界の人間は「肉体」「魂」「心」という三つの要素で構成されている。

魂が抜け出てしまった場合、人は死ぬ

ハートレスに襲われるなどして心が肉体から抜け出た場合、抜け出た心は(基本的に)闇に堕ち、ハートレスとなる。

では、そのとき残された肉体と魂はどうなるのか?

善くも悪くも強い心の持ち主がハートレスとなった際、稀に心を失った肉体が消滅せず意思を持って動き出す事がある。この存在がノーバディである。


ハートレス化した心はキーブレードで倒される(解放される)と元の存在に戻る事ができるが、残された肉体がノーバディ化している場合はそちらも倒されていないと(あるいは消滅していないと)元の存在に戻れなくなる。


個体数及び種族数はハートレスと比べると非常に少ないが、戦闘能力は全体的に高め。

また不完全な存在である為に闇に溶けやすく、いつ消え失せてもおかしくない程に不安定な存在でもある。

前述のように存在が不安定な者であるためか「死」という概念を持たず、その最期は「消滅」と表現される。


ハートレスに比べるとある程度人の形を保っているが、戦闘時には関節を一切無視した軟体生物のような動きをしたり、攻撃をガードされるとクシャクシャに潰れたりするといった不気味な挙動が目立つ。


ある程度の知性と理性を持ち合わせているが最低限のレベルであり、少しでも複雑な命令になると遂行が困難になる模様。

実際、作中でロクサスを連れ戻すよう命令を受けた個体がロクサスの写った写真を奪い去るという行動を起こしている。


また、人間時代に特別に強い想いを持っていた個体は人間の頃とほぼ変わらない姿を留めている事があり、通常のノーバディとは違って知性も理性も普通の人間と同等のレベルで持ち合わせている。この人間型ノーバディで構成された組織がXIII機関である。


種類編集

ダスク編集

ダスク

下級ノーバディ。

ノーバディの一般的な姿で数が多い。

頭でっかちのひょろひょろ体系で、身体はゴムのように伸び縮みし、重力を無視したようなくねくねした動きをする。

主に鋭利な腕を突き出したり頭突きによる攻撃を仕掛けてくるが、リアクションコマンド“スライドターン”で背後に回り込めばこちらの姿を見失って無防備になる。

頭の上にノーバディのマークがある。


クリーパー編集

最下級ノーバディ。

手が大きく、足が小さいノーバディ。

足が小さく手が靴のようになっており、手で這ったり手を薄くして少しの間空を飛んだりする。

足を刃のように薄く伸ばし、剣に変形して切り刻んだり、頭上から剣の形状で奇襲をかけたりとかなり柔軟。

専用のリアクションコマンドは存在しないが、ダスクと共に出現した場合はスライドターンに一緒に巻き込む事ができる。


アサシン編集

上級ノーバディ。

腕が異様に長く、片腕に3枚づつ刃が付いており、腕の先も針のようになっている。

地面を基点とした異空間に潜る能力を持ち、潜った状態ではダメージを与えられない。

しかし、そこから繰り出される攻撃を弾く事で地上に引きずり出す事が可能。

体力が少なくなると抱きついてからの自爆攻撃を仕掛けて来るが、リアクションコマンド"メルトブレイク"でこれを利用し、他のアサシンを攻撃する事が可能。

主にアクセルの配下。

アクセルが人間に戻ったKH3では登場しない。


サムライ編集

キングダムハーツ・ノーバディー「サムライ」

上級ノーバディ。

その名の如く、を連想させるような体型をしており、全体的にくすんだ青色をしている。

ノーバディとしては珍しく、身体がグニャグニャになったり関節を無視した動きがほとんど見られない。

二刀とその鞘による四刀流で、刀も鞘も重力に囚われないように空中で停止したりする。

攻撃を弾くと、リアクションコマンド"デュエルバウト"を仕掛ける事が可能。

成功すると大ダメージを与えられる。

主にロクサスの配下。

ロクサスが本体に回帰したKH3では登場しない。


ダンサー編集

踊るダンサー

上級ノーバディ。

ニット帽を深く被ったような女性型ノーバディ。

地面を滑るように移動し、攻撃を仕掛けて来る。

体力が減ってくると、姿勢を低くして近づき、接触すると掴んで大きく振り回した後に蹴り飛ばす投げ技を用いてくる。これがかなり威力が高く、連続して喰らうとあっという間にこっちの体力が0になってしまう。

主にデミックスの配下。


スナイパー編集

上級ノーバディ。

弦の無いボウガンを装備し、手袋覆面をしたような姿のノーバディ。

高速移動で背後を取った後に殴りかかったり、ボウガンから光弾を発射したりする。

ボウガンから射出される弾は一定時間空中に留まった後に軌道を変えて襲い掛かる。

軌道を変える前に、リアクションコマンド"ワープスナイプ"で利用する事が可能。

主にシグバールの配下。


バーサーカー編集

/お供します\

上級ノーバディ。

金色系の配色が特徴の大きめなノーバディ。

手に持っているハンマーに引きずられるような動きをし、ハンマーを振るう際、なぜか小型化してキーチェーンか何かのようにぶら下がる。(しかもこのハンマーは何故か呪われているらしい)。

ハンマーは硬く、そこに攻撃を当てても弾かれる。

コンボフィニッシュ技等で大きく吹っ飛ばす事によってハンマーを奪う事が出来るが、ハンマーを奪うと一部行動が変化し、制限される。

しかしこの状態で行使出来るストライド×3からのマグナストームのコンボは強力で、巻き込んだバーサーカーがまたハンマーを落とし、またそれを拾うというループが出来上がる。

身体を収縮してからの一連の攻撃には要注意。

ハンマーによって攻撃が弾かれる上、下手をすればそのまま巻き込まれて大ダメージを受けてしまう。

主にサイクスの配下。


ドラグーン編集

上級ノーバディ。

赤紫色の羽と斧のような槍を持つ竜人型ノーバディ。

頭上から奇襲をかけるように出現する事があり、割とこれで体力を削られる。

戦闘でも高速移動や多段ヒットする回転切り、身体を丸めた後に消え、頭上からの奇襲を仕掛けて来るなど厄介。

攻撃を弾くと光の弾を出し、それをリアクションコマンド“ラーニング”で回収可能。

その後はこうげきコマンドがジャンプに変わり、回収した数だけ"頭上からの奇襲"を放つ事が出来る。

倒したとき稀に、杖装備のノーバディランスを落とす。

主にザルディンの配下。

ザルディンが人間に戻ったKH3では登場しない。


ギャンブラー編集

瓶詰め

上級ノーバディ。

クラウンを連想させるような体系にピンク系の配色が特徴。

積極的に戦ったりはせず、普段は飛んだり跳ねたりし、たまにトランプダイスによる攻撃を仕掛けて来る程度。

これらの攻撃に対してリアクションコマンドを発動させ、上手く○を当てると大量のマニーと稀に盾装備の"ノーバディガード"を吐き出す。

しかし×を当ててしまうとサイコロやカードに強制的に変身させられて行動が大きく制限されてしまう。

主にルクソードの配下。


ソーサラー編集

上級ノーバディ。

修道服又は足まであるようなコートが白くなってノーバディになったような姿。

ただ浮いているだけでも中身が無いかのようにペラペラとなびく(?)。

本体からは攻撃を行わず、同時に出現する8つのキューブを操って攻撃や防御を行う。

キューブは本体とは独立したような動きをする為、こちらのコンボに割り込んで攻撃を中断させられる事も。

ゼムナスの配下とされるが、呼び出して使役するというような場面は見受けられない。


リーパー編集

KH3にて新登場した上級ノーバディ。

花びらを連想させる形状の大鎌を持ち、薄ピンク色の花をモチーフにした半魚人の様な姿。また、蕾のように閉じこもる事で全ての攻撃を無効にしてしまう。

回転しながら鎌で斬りつけてきたり、華のような姿に変形し花弁のようなものを撒き散らしたり、地上に降りて蔦で連続攻撃してきたりと攻撃方法は多彩。

主にマールーシャの配下。


ニンジャ編集

KH3にて新登場した上級ノーバディ。

黒ずんだ灰色を基調とし、脚部のみ鮮やかな黄色系の配色となっている。名前の通り、忍者の様な姿形をしており、その外見に反せず、素早く動き回り、距離を開けるとクナイを投擲してきたり、分身して包囲してくるなどして、プレイヤーを翻弄する。

主にラクシーヌの配下。


トワイライトゾーン編集

ノーバディー「トワイライトゾーン」

キングダムハーツ2のロクサスのめざめの園にてボスとして現れる巨大ノーバディ。

ノーバディのほとんどに言える事だが、重力や関節を無視したような動きをし、身体が伸び縮みする。

リアクションコマンドの実験台としてカウンター攻撃をボコボコくらいまくる上、出現も一度限りの為、ある意味不遇キャラかもしれない。


スペクター編集

MARLUXIA

キングダムハーツCOMのソラ編ラスボスとしてマールーシャ(2回目)と登場。その為、この中で一番始めに公開・戦闘をした大型のノーバディ。…とはいえ、公式的な説明がされていない為、正式なノーバディかどうかは不明瞭

両手にマールーシャの武器の鎌に似たのを装備し、小型のレーザーも発射する。頭部上ではマールーシャがマシンのように操縦している。

COMではマールーシャとの2回戦で終わったが、リメイク版のRe:COMでは3回戦目が追加され、その時スペクターの姿も変貌する(画像)。姿が大きく変わり、武器の鎌を携え仮面を被った女性かのようなフォルムになっている。その姿はまるで、マールーシャの背後に立つ巨大な美しき死神のよう。デッキカードを散らせたり、時間内に数枚弾かなければ即ゲームオーバーなど、非常にくせ者となっている。


機関員編集

ノーバディの中でも、人だった頃と少し姿が変わっただけで人の形を残している特殊な存在。

No.Ⅰのゼムナスを筆頭にⅠ~ⅩⅢ(ⅩⅠⅤ)の数字を持ち、他のノーバディを支配している。


当然ながら、上記のノーバディ達とは比べ物にならない実力を持っている。

XIII機関

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