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解説

修道服の基本となる衣類は、男女問わず以下の3つである。

  • ゆったりした袖のついたくるぶし丈のトゥニカ(ワンピース服の部分)
  • 裾が大きい頭巾(ベール状のはウィンプル、フード状のはコイフというが、全部まとめてウィンプルということも)
  • ロザリオ(数珠状のもの、十字架が先端に付いたネックレスが多い)

修道士


ベースとなる衣装は、くるぶし丈のゆったりしたローブ状のトゥニカである。前開きではないのでTシャツのように被るように着ることになる。そのままではだぶだぶするので、腰部分を紐で留める。紐の余った部分は斜め前に垂らすのが一般的である。トゥニカの上から、裾の大きい頭巾を着ける。この頭巾はフード部分を頭に被っていなくとも、一種のケープのように着用したままにするのが普通である。最後に腰ひもにロザリオをぶら下げる。フランシスコ会のように清貧を旨とするところではこの衣装で済まされる(下着をつけることはある)。また農作業や炊事洗濯をする際には、ゆったりした袖が邪魔なのでひもで縛ったようだ。これらの衣装は暗色が基本だが、農作業などを近隣住民に任せてしまう修道院では純白のものも好まれた。


清貧をことさら強調するのでなければ、ベースとなるトゥニカの上にスカプラリオと呼ばれる腋を縫わない肩掛けを羽織る。これは元々作業用のエプロンが発展したものである。司祭の着けるストールに似ているが、それとは異なり後ろ身頃と頭を通す穴があり、柄が入っていることは少ない。スカプラリオを帯の下に留めるか、留めずにぶらぶらさせるかは会によって異なるようである(修道士を設けないプロテスタントではスカプラリオを大幅に省略しお守り型まで小さくしたものを信仰誓願の証として用いることがある)。ロシアのように寒いところではトゥニカを何重かに厚着する。


バリエーションとしては

  1. トゥニカに直接フードをつけて頭巾と一体化したもの
  2. スカラプリオにフードをつけて頭巾と一体化したもの
  3. 頭巾のフード部分を省略してショールケープのようにしたもの

などがあるようである。


修道女

修道女の衣装はいくつかの点で修道士と異なる。まず頭巾は女性の場合のみウィンプルと呼ばれ、色はほぼ必ず白く、髪を全て収めた上でバンドーと呼ばれる布で縛ってぴったりと着用することが多い。またほとんどの場合、頭巾の上に黒いベールを被る。ベールは白い下ベールと黒ベールの2重になっていることもある。ウィンプルは中世前半に既婚女性が付けるものとされた頭巾であり、ベールは結婚式の時などに被るものであった。これらの衣装は、一説には神と結婚し純潔を守ることを示したものであったとされる。このような説があることから、終生請願を終えたシスターにその証として左手の薬指に神との結婚を示す指輪を贈る会もある。


16世紀~20世紀中葉には、ベールをかぶらず、頭巾を余らせてコルネット(cornette; 角)と呼ばれる帽子のつばのような装飾を作る方法が流行した。時期的に、白黒写真に収められている修道女の姿はコルネットつきのものが多い。最近はコルネットは視界が悪くなり交通事故が増えるという理由で廃れているようだ。


(アイドル雀士スーチーパイ)セシル【セシル・デリンジャー】白手袋シスター


近年では、社会全体の服飾コードがルーズになっていることもあり、頭巾のフード部分が省略されケープ状になっていたり、全くつけていないこともしばしばある。


サブカルチャーでの認識


漫画やアニメ等ではキャラクターの描き分けによるビジュアル的な理由などで、ウィンプルから前髪や後ろ髪をはみ出すか、あるいは頭巾のフードをなくしケープ状として、白黒二重のベールのみを被るスタイルか、ベールを短くしてロングヘアーの後ろ髪を出すスタイルか、ウィンプルを被らないでワンピース服だけを着るケース(作品によっては、ミサの時だけ透明のヴェールを被ったりする)が多いようである。また作品によってはミニスカートだったり、スリットが入っていたりする。これは日本の漫画に限った話ではなく、欧米のアダルトビデオやコスプレショップでも多数派である。


ただし、これは現実にはほぼありえず、全身を覆っていてもボディーラインが見えやすい場合は周囲の修道女から注意されることがある、というインタビューもある。


漫画やアニメ等では、白のカチューシャをした黒髪ロングの女性とシスターは非常に見分けづらい。

前掛けを頭に巻いてシスターごっこをする人はよくいたと思われる。


動物の「ペンギン(penguin)」という言葉は、英単語においては修道女を意味する俗語でもあり、『天使にラブソングを』では、犯罪に巻き込まれ身を隠すために尼僧になりすます羽目になった主人公が窮屈な格好に憤慨して姿形をペンギンに例えるというギャグが描かれている。


実例

少し派手に修道者を描きたい場合、以下の名前(特に英語)で画像検索してみるとよい。

  • 大アントニオス(Anthony the Great)
  • 聖マクシモス(Maximus the Confessor)
  • 登塔者シメオン(Simeon Stylites)

  • 大アナスタシア(Anastasia of Sirmium)
  • シエナのカタリナ(Catherine of Siena)
  • キエフ大公妃オリガ(Olga of Kiev)

今ではコルネットは少なくなったが、以下の名前で検索すると在りし日のド派手なコルネットを拝むことができる。

  • The Daughters Of Charity

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修道士 モンク 修道女 シスター

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