基本データ
人間時代の名前 | 不明 |
使用武器 | カード |
属性 | 時 |
称号 | 運命を賭す者 |
配下ノーバディ | ギャンブラー |
cv | 中田譲治 |
概要
XIII機関の一員。No.10。
見た目は短髪と蓄えられた髭で、雰囲気や性格は紳士的ではある。しかし戦闘法、戦略はギャンブラーそのもの。戦いを一種の"ゲーム"と考えているため、その性格が崩れる事はない。
『KHⅡ』では、ポート・ロイヤル(パイレーツ・オブ・カリビアン)で金貨を宝箱ごと奪い、金貨の力からハートレスを作ってソラ達に仕向けたり、金貨を配下のノーバディに渡して奪い返すゲームを仕掛けたりと場をかき乱していった。
更にジャック・スパロウに対しては、海賊の掟である「パーレイ」を使って戦闘から交渉に持ち込むという、異世界のルールに応じた機転も見せている。
後に存在しなかった世界ではソラを仲間から引き離し、一対一で「時」を賭けた"ゲーム"をした。
バトル中はソラをサイコロやカードに変化させたり、自身がカードに化けるなど、多彩な方法で戦う。
ゲームはソラの勝ちとなり、「ひどいな、ロクサス」と惜しむような言葉を残して消滅した。
因みに漫画版では、予想外なディズニーキャラクターに敗れている。
『KH358/2Days』ではカードによる攻撃だけではなく魔法も効率よく使いロクサスのサポートをする。新人であるロクサスの運・実力共に認め成果を楽しんでるなど、機関の中では割と面倒見が良い方とみられる。
機関ではナンバーが低いことによる苦労を吐露し、共に順位が低いロクサスにもお互い苦労すると励ましていた。
漫画版でも、紳士的な態度やギャンブル精神は相変わらず。だが、それが災いとなってギャグに利用される事もしばしばで、本編では想像しがたい顔芸も披露したり、カッコよくキメても無視されるなど残念化されている。ちなみにロクサスとの相性は本人曰く「75%」。
そして『KHⅢ』では、彼も真XIII機関のメンバーとして登場。瞳の色が金色に変わっている。また、「ある箱」を探しているとの事だが…?
『KHⅡ』で関わっていたパイレーツの世界に再び干渉し、またしてもパーレイでジャック達に交渉を仕掛けてくる……のだが、デイヴィ・ジョーンズとの決戦中に仕掛けたパーレイをジャックに却下された挙句、ジャックの口臭を嗅がされ海に落下するという散々な目に。
終盤のキーブレード墓場の戦いでは、同じく真XIII機関入りしたマールーシャやラクシーヌと組んでソラとミッキーの二人と対決。敗北後は「賭けの取り分」としてジョーカーのカードをソラに渡し、再び消滅した。
なお、旧XIII機関の中ではデミックス共々人間時代の素性が未だ判明していない数少ないメンバーである。
ゼムナス曰く、No.9からNo.12の四人は「古のキーブレード使い」を見つけるために集められたとの事だが…?
戦闘能力
ギャンブラーらしく戦闘にダイスの目当てやカード引きといったゲームを用いる。
時の属性だが時間を止めるなどのような能力を行使できるのかは不明。
このゲームに勝利すれば大きな隙を作れるが、負ければサイコロやカードに姿を変えられて行動やコマンドが大幅に制限されてしまう。
また、無数のカードの中に隠れてたり巨大化させたカードを武器として振り回すといった戦法も取る。
358/2Daysではミッションモード限定で操作可能。
ステータスはロクサスに次いでやや平均的なもので、可もなく不可もなくといった所。
バランスの取れた性能なので攻撃型、魔法型のどちらに尖らせても戦いやすい。
通常攻撃では武器のカードを巨大化させる。攻撃速度は遅めだがリーチや範囲が広い。