概要
CV:藤原啓治
ゲーム「キングダムハーツ」の登場キャラクター。
ⅩⅢ機関No.8アクセルの人間としての姿。アイザ(サイクスの本体)の親友。
……しかし、ソラを始め光の守護者達とはアクセルとして関わっていた時期が長かったためか、人間に戻ってから本名で呼ばれる事はほとんどない。
これについては本人も半ば諦めており、KH3に至ってはゲームシステム的にもアクセルとして扱われている。
Leaとは、英語で『牧草』や『草原』を意味する。
成長後のノーバディ時と元の姿の違いは目元のメイクの有無(これは子供の頃泣き虫だったリアのためにアイザが教えた「逆さ涙のおまじない」とのこと)。
戦闘能力
3D終盤まではノーバディ時代から扱っているチャクラムと炎で戦っていたが、人間に戻ってからは後述のようにキーブレード使いになるための修行を受けており、専用のキーブレード『フレイムリベレーター』を取得している。
ノーバディ時代の戦闘技術も健在で、キーブレードをチャクラムに変形させて当時と同様のトリッキーな戦法も引き続き可能としている。
なお、BbSにおける少年時代では2枚のフリスビーを手に持っており、チャクラムを操る戦法はこの頃から形成され始めていた事が分かる。
劇中での活躍
COM、KH2、358/2Days
人型ノーバディで構成された組織「XIII機関」のメンバーとして暗躍。
詳細はアクセル(キングダムハーツ)の記事を参照。
BbS
レイディアントガーデンに住む少年。チャクラムを思わせるフリスビーを持っている。
『バースバイスリープ』ではヴェントゥスと遭遇し、ヴェントゥスと一戦を交え、友達になる。この時、ヴェントゥスに自身の口癖である『記憶したか?』を披露。
ヴェンと別れた直後、アイザにその行為に対して「あまり捨てられた子犬を拾うものではない」と注意を受けるが、「人の記憶の中でならいつまでも生きられるから、たくさんの人の記憶に残りたい」と返した。
アイザと二人で賢者の城に忍びこもうとして何かを企んでいた様子(だが門番に文字通りつまみ出されていた)。
3D
『KH3D』では、アクセルから元の姿に戻っていて、目元のメイクが消えている。
アクセルの時の記憶は引き継がれている。彼は自らの友の為に行動を起こし、王様(ミッキーマウス)達の元へと行く。彼らに連れられて不思議な塔へと向かい、イェン・シッドにある事を持ちかける。
自身の名前は人間であった頃の「リア」と名乗っているが、ソラやリク、シグバールでさえも最後まで「アクセル」と呼んでおり、当人も半ば諦めていた。
イェン・シッドのもとへ訪れた目的はキーブレード使いになることであり、ドナルド・ダックからは猛反対されたが、イェン・シッドはマスター・ゼアノートへの想定外の一手になるとして、彼の提案を受け入れる。
時間の流れの違う場所で修行をし、その後にソラの窮地を救った。
本人としてはソラを助ける際にキーブレードを持って登場するつもりだったが、結果としてそれは叶わなかった。そのことをぼやいた直後、無意識の内にあっさりとキーブレード(自身のチャクラムと同型の持ち手から、炎を模った剣身が噴き出しているような形状)を出して見せた。これには当人やソラ達はおろか王様やイェン・シッドでさえ激しく驚いていた。
野村によると、彼には今取り戻したいものが多く、結果その気持ちがキーブレードを扱う条件の「強い心」に結びついたとのこと。
0.2
『0.2』では、改めてマーリンの元でキーブレード使いの修行をしていると明かされる。
マーリンのもとへキーブレード使いの修行を受けることになったカイリは、一緒に修行をするというリアがアクセルと同一人物と聞かされてかなり困惑していた。
KH3
『KHⅢ』ではイェン・シッドの命により、マーリンの助力を得て時間の流れが違う空間でカイリと共にキーブレードの修行に励む。
カイリ本人はもう気にしていないもののKH2で彼女を攫ったことに負い目を感じており、当初は彼女になにかと謝ってばかりだったが、次第に自分の事を話すなど仲良くなる。
修行中、カイリの顔を見る度に何か思い出さないといけないことがあると感じており、カイリからはリアと呼ばれていたが、「思い出さなければならない誰か」を思い出すためにアクセル呼びするよう頼んだ。
これまでロクサスと同じ顔の少年・ヴェントゥスとの記憶があるのかは不明だったが、KH3で憶えていたことが判明した。
実はロクサスに会った時、ヴェンとそっくりで驚いていたが、そのことを話すといつの間にか消えたヴェンみたいにロクサスもいなくなってしまうのではないかと思い、ずっと言えなかったとのこと。
また、ヴェンが自分のことを憶えてくれているか不安そうだったが、ヴェンは友達としてリアの事をしっかりと記憶しており、10年たって大人になった姿でもすぐにリアだと気付いた。
3で今まで明かされていなかったリアとアイザのかつての目的が判明した。
少年の頃、好奇心からアイザと共に賢者アンセムの城に忍び込み、「被験者X」と呼ばれていた記憶喪失の少女に出会い、彼女と仲良くなる。彼女に会いに行くため城によく忍び込んでいた。
ところが彼女はいつの間にかいなくなり、彼女を捜すために二人で賢者の弟子入りをするも、直後にゼアノートによって賢者は姿を消し、他の弟子共々ノーバディとなってしまった。
その目的はノーバディになってもなお変わらず、サイクス(アイザ)は少女の秘密を知るであろうゼムナス(ゼアノート)の側近になり、アクセル(リア)はそんな彼を上に行かせるために汚れ役を引き受けていた。
しかしアクセルがロクサスやシオンらと仲良くなるにつれ、シオンを毛嫌いするサイクスとの距離は離れていき、計画は絵空事へと変わっていった(358/2Days)。
キーブレード墓場での最終決戦ではカイリと共にゼムナス、サイクス、13人目と戦うも、キーブレード使いとしては日が浅いためかゼムナスにキーブレードを砕かれて追い込まれてしまう。
しかしソラの加勢や記憶を取り戻したシオンの寝返り、ロクサスの復活によって窮地を脱し、サイクスと人間としての再会を約束してその消滅を見届ける。
同時にシオンの事も思い出した事でロクサス、シオンとの再会を果たした。
EDではトワイライトタウンの時計塔でロクサスとシオンに加えてアイザとハイネ、ピンツ、オレットの7人でアイスを食べていた。
その後、デスティニーアイランドではヴェントゥスとアイザの3人で、フリスビーで遊んでいる。
ゲーム中では、リアにも闇に対抗する衣がカイリと共に用意されたが、本人曰く「俺はこの格好のイメージが強いだろ」とロクサスと再会してすぐに自分だとわかるように黒コートのままでいることを選んだ。
EDではアイザ達と共に私服姿で登場している。