概要
CV:石田彰(青年期)
レイディアントガーデンの賢者の城にて賢者アンセムの研究を手伝う少年で、ⅩⅢ機関の一員ゼクシオンの人間だった頃の名前及び姿。
KH1開始直前に闇に飲まれてノーバディ化したが、COMにて消滅した後にKH3Dにて人間として復活した(詳細な経緯はゼクシオンの記事を参照)。
KH3ではソラ達の味方として、レイディアントガーデンで研究をしながら、ソラや王様たちを手助けする。
登場作品
キングダムハーツ3D Dream Drop Distance
性格
幼少期(KH BbS)
まだ幼いが冷静沈着で、アンヴァースの群れに囲まれても表情一つ変えずさらにはそれらを観察し続け、襲われたところをヴェントゥスに助けられ、駆けつけたエヴェンに保護された。
賢者アンセムが親代わりで、手をつなぎながらシーソルトアイスを食べる場面がある。
子供時代の演技を石田彰にさせる訳にもいかなかったのか、とても無口で劇中では1度もしゃべらない。
だが研究には情熱があったようで、BbSから数年後、賢者アンセムに進言し、城の地下に大規模な研究施設を整えさせた。
青年期(KH3D/KH3)
心の研究に熱心でさわやかな青年。自分の知識をダラダラと語りたがるおしゃべりな人物で、口調も性格も明るい。
無口であった幼少期や陰険さがかいま見えるノーバディ時の性格とは、真逆と言ってもいいだろう。BbS時代ともイメージが大分違うので驚いた人も多かった。
これによりノーバディ時の性格が必ずしも人間時代の性格と一致する訳ではない、ということが考察されている。
ノーバディ時に自分を消滅させ、同時期に同じ場所で復活したアクセル(リア)と友好的に会話しているので、ノーバディ時の記憶があるのかは不明だったが、KH3で記憶があることが判明した。
外見
幼少期
青っぽい髪に碧眼と、ゼクシオンがそのまま幼くなったような姿。
賢者の弟子たちと同じ白衣を着ているが、インナーはTシャツで、パンツも弟子たちとは違う色。靴もブーツではないようだ。
青年期
服装が黒コートから白衣になったという点以外は、ノーバディ時と変わりない。
その他
両親を亡くして賢者アンセムに引き取られ、アンセムの助手としては最年少である。
BBSではエヴェンに可愛がられていた様子があるが、ノーバディであるゼクシオンとヴィクセンの仲は良くない。
小説版でゼクシオンはヴィクセンを「昔から嫌いだった」と言っていたが、真偽は不明(ヴィクセンの高圧的な性格は人間時代には見られなかったので、「昔」とは機関結成直後の頃と思われる)。
先述した地下研究施設で他の5人の弟子とともに危険な闇の研究に着手し、大量のハートレスを生みだした。
そして研究のためと信じ、闇を見つめ続けた結果ハートレス化(3Dでのムービーによると、ゼアノートの手によって闇に呑まれた模様)。
またハートレス化した際に生まれたゼクシオンは、その後最年少メンバーとしてⅩⅢ機関設立に参加。心の研究に身を費やしていく。
KH3にて、闇の研究に着手する様になった真実が明らかになる。
最年少だったイエンツォは師・アンセムと決別した兄弟子ゼアノートから「賢者アンセムが暴走した末に失踪した」と嘘を吹き込まれ、幼かったが故にそれを信じ込んでしまった末に、彼らに加担してしまったという。
劇中ある人物の手引きでアンセムと再会を果たすと、自らの過ちを謝罪し、師と和解する事ができた。