CV:後藤沙緒里
概要
ローゼンメイデン第7ドールを名乗る謎のドール。ドイツ語名は「Rozenkristall」。
アニメの「ローゼンメイデン・トロイメント」と「ローゼンメイデン・オーベルテューレ」に登場する。イメージカラーは紫。
外見は雪華綺晶と似ているが、目の薔薇の位置が逆であることと、色も紫を基調としていること、また、目の薔薇は眼帯であるなどの違いがある。足元は薄紫のブーツを履いている。
アリスゲームに消極的な真紅達を戦いの舞台に引きずり込む為に、数々の策を弄してアリスゲームに導く。戦闘方法は、地面からの水晶柱攻撃や水晶の剣での攻撃、衝撃波を放ったり水晶の塊を飛ばす等。攻撃回避の際に瞬間移動したりと、高い攻撃力と素早さを持ち、最終局面では次々とドール達を葬り去る。
性格は無表情で舌足らず、無口で相手の言葉を真似る癖があるなどの特徴があるので「無感情の戦闘マシン」といったイメージを持たれがちであるが、実際は純粋無垢な存在であり、しっかりとした心も持ち合わせている。彼女をこよなく愛する者も多数おり、「薔薇水省」と呼ばれる。
正体
実は自称「ローゼンの弟子」の槐(えんじゅ)が師匠ローゼンを超える為に創りだしたドールであり、ローゼンメイデンではない。ローザミスティカと人工精霊を持たず、お父様(槐)への想いだけで動いている。槐の最高傑作であり、異常なまでに溺愛されている。
自分の作品(薔薇水晶)にローゼンメイデンのドールズを倒させアリスゲームを制すること(=ローゼンを超えること)が槐の望みであり、薔薇水晶はそのお父様の望みを叶えたいとの想い一つで積極的に戦いを挑む。その心には一点の曇りも無く、戦いには手段を選ばず、一切の手加減もない。故に不意打ちも全く躊躇わない。
左目にアイパッチ(眼帯)をしているが、最終話でも解る通り特に左目が無いという訳ではない。「辛い戦いに耐えられず涙が常に溢れてくるために、眼帯をつけて涙を隠している」という設定になっている。
ちなみにCVの後藤氏は他の声優陣には内密で事前にその正体を知らされたらしい。
二次創作における扱い
二次創作などでは雪華綺晶とコンビで書かれることも多い。
あと若奥様ネタ。