「大切な毎日を大切な人たちをずっと守りたい」
概要
「ローゼンメイデン」シリーズの第6ドール。
ローゼンメイデンの中では最も姿形や言動が幼く、とくに原作初期ではそれ相応の狂気も持ちあわせており、たじろぐ真紅に冷酷な表情でアリスゲームの開戦を宣告したり、狂気に染まった瞳で巴をnのフィールドに幽閉したり、など危うい言動が多かった。
元々のマスターは主人公、桜田ジュンの幼なじみである柏葉巴。しかしながら、後記の事情から巴を束縛して極端に体力を消耗させすぎたために、やむを得ず契約を破棄して、真紅の配下となり、以降はジュンの家に住んでいる。その為、真紅からエネルギーを分けてもらっており、そのエネルギー源であるジュンが実質的にはマスターという状態になっている。
甘いもの大好き。うにゅー大好き。
とても甘えん坊な性格であり、過去に、昔のマスター(オディール・フォッセーの祖母コリンヌ・フォッセー)によって箱の中に長く置き去りにされたトラウマから、独りぼっちになるのを極度に恐れている。また、この経緯から登場当初はフランス語を話すことが多かったが、しばらくすると「はい」「いいえ」を「うぃー(oui).」「non!」と返す程度になった。
彼女の字は象形文字に例えられ、絵は尽く前衛芸術と化す……つまり下手。
人工精霊はベリーベル。主である雛苺の後ろに隠れてしまうほど気弱。飛び方も頼りない。
武器は苺わだち(苺の実がついたツル)で直接的な攻撃よりもバインド型に近く、主に捕まえて締め上げるといった使い方がされた。
当初は人形を巨大化させる能力があった。真紅との戦いで力を使い過ぎて、危うくマスターである柏葉巴を消滅させかけたため自ら契約を破棄、敗者となることを覚悟したが、それを良しとしない真紅に「自分の配下となるか、只の人形となるか」の選択を迫られ、前者を選択。結果パワーダウンしてしまい、以降は苺わだちを操る能力のみとなった。それでも人一人を軽く持ち上げたり、一時的に相手を束縛したりすることが出来るが、大抵は燃やされたり切られたりする。なお、巴との契約解消後は、真紅を通してジュンから力を得ている。また、その幼さと純真無垢な性格の為か、姉妹やジュンに対する思いやりが人一倍強く、時にはジュンを必死で守り抜こうと奮闘する姿も見せる。戦いの中では率先してジュンを守ろうとする等、真紅を助けようとする強さを見せる。
第2部「まかなかった世界」編では雪華綺晶にボディを奪われているので直接的な登場はしないが、ローザミスティカを真紅に託しており、その純真無垢な心の在り方を真紅は高く評価している。
のち、最終章である第3部にてnのフィールド内において再登場、巴たちと再開を果たす。
名前の由来は先に「雛」で始まることのみが決まっており、「苺」については作者のPEACH-PITが外を歩いていた際に「ひな祭りフェア」として売られていた苺大福から取られた。うにゅ~大好きもそれに由来するのかもしれない。
「白くてー、黒くてー、赤くてー、うにゅ~!」
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バニラ(夢色パティシエール)、モート(ザ・ペンギンズfromマダガスカル):そっくりさん。