概要
pixivでは「ローゼンメイデン」の登場人物を指す事が多い。
「ローゼンメイデン」の金糸雀。
「私たち自分をかわいそうとは思わないわ」
「ローゼンメイデン」シリーズの第2ドール。
一人称は『カナ』で、しばしば語尾に『~かしら』を付ける。
水銀燈と共に初期のドールであるため規格が違い、真紅たちが使っている螺子は使えない。
薔薇乙女一の頭脳派を自称する。モットーは「楽してズルしていただきかしら!」。実際に姉妹の中では知略には長けている方だが、策に溺れて失敗することも多い。
実は蒼星石同様に契約者に忠誠を誓うタイプのローゼンメイデンである。
以前の契約者の元では掃除や雑用、眠るまで演奏し続けるなど、契約者の命令に従い続けてきた。その為、今までの契約者とは違った扱いをするみっちゃんに強い愛情を持っている。
また、二番目という存在にコンプレックスを持っており(ローゼンが金糸雀に対し「二番目の人形」「二番目の娘」と連呼していたため)、みっちゃんが自分を一番と扱ってくれる事に幸せを感じている。
ドジっ子気質で外見は幼いが、精神年齢はドールズ随一。
戦闘ではヴァイオリンを使った音波による攻撃を行う。
次女らしく相当な実力者であり、水銀燈すら「怒ると手がつけられない」と評すほど。
また、最初の姉妹という事で水銀燈の秘密をたくさん知っているらしく、水銀燈を完全に制御できる唯一の存在でもある。
真紅達とも友好的(特に雛苺と仲が良い)であるが、意外とアリスゲームには積極的であり、初登場時は桜田家に住む真紅達のローザミスティカを纏めて奪取することを考えていた。他の姉妹達のことを大切に想いつつも本来は「敵」であるという認識は崩さず、雪華綺晶に対抗するために非戦協定を結ぼうとした際には疑問を投げかける等、現実的な思考も併せ持つ。
ローゼンメイデン達の中では登場が6番目と比較的遅く、原作第1期では顔見せ程度だったが、原作第2期では重要なファクターを多く務めるようになり、物語の核心に近づいていく戦いで活躍している。
まかなかった世界のジュンも最初は「かしら」という語尾から少し頼りなさげと判断していたが、彼女の活躍を見て考えを改め「かしら先生」と尊敬する様になった。
作中の活躍
薔薇屋敷の戦いで蒼星石が退場した直後に初登場。
ローザミスティカを狙い桜田家を観察していたが、雛苺に見つかってしまい、彼女からジュンたちの情報を聞き出すだけに留めてみっちゃんの家に帰宅する。
その後は桜田家とみっちゃんの家を行き来し平穏な生活を送る。
しかし、真紅が雛苺のローザミスティカを奪ったと思い込んだ金糸雀は怒り狂い、真紅と戦闘状態に入る。
真紅の反撃をさらに迎撃しようとする金糸雀だったが、雛苺のローザミスティカが金糸雀に語りかけ、実際には雪華綺晶に体を食われた雛苺が、自ら真紅にローザミスティカを渡したとわかり、涙を流した。
その後はまいた世界のジュンと行動を共にし、まかなかった世界のジュンとの交信の手助けをする、真紅の本物のボディを探し出すなどの活躍を見せる。
旧アニメでは第2期から登場するが、かませ犬的な描写が目立つ。新アニメは原作第2期準拠のため、それ相応の活躍を見せた。
関連イラスト
関連タグ
水銀燈、翠星石、蒼星石、真紅、雛苺、雪華綺晶:姉妹。この内、翠星石とは共にヒロインとして独立した作品を得る事になる。
フレンダ=セイヴェルン:ヒロインとして登場した作品の書籍化が同時期に発表されたキャラ
金本香苗:人間としての名前