概要
亡き少女の為のパヴァーヌとは、『月刊コミックブレイド』で2008年から連載されている、こげどんぼ*による漫画作品である。
略称は「パヴァーヌ」や「ぱばーぬ」など。
2011年3月号で第1部が完結。第2部の連載開始時期は現時点では未定。
あらすじ
明治時代末期の東京・帝都の音楽学校が舞台。
天使との契約によって「天賦の音楽の才能」と「誰からも愛される容姿」を手に入れた主人公が、その代償として、自身に恋する少女の命を奪っていく異色の幻想浪漫奇譚。
登場人物
CVはドラマCD版。
主人公
相模竹之丸(さがみ たけのまる)CV:沢城みゆき
主人公。神奈川県出身。専攻はヴァイオリン。
少女の恋心の結晶である『聖女の涙』を狩りとる使命を持つ。
使命と聖女への想いの狭間に揺れながらも聖女に手をかけていく。
ヒロインキャラクター
松前るもゐ(まつまえ るもい)
北海道出身。ピアノ専攻。サヴァン症候群だが、天才的な才能を持つ。
若林仲恵(わかばやし なかえ)CV:橘田いずみ
宮城県出身。竹之丸の幼なじみ。竹之丸の暮らす屋敷で働くことになる。
ナリタ・下総(なりた しもうさ)
千葉県出身。ヴァイオリンケースを持つ。天使について知る謎の存在。
神田美紗希(かんだ みさき)CV:田村ゆかり
東京都出身。専攻はヴィオラ。ぴたテンの美紗と似た姿の少女。
加賀奈々緒(かが ななお)CV:真田アサミ
石川県出身。ヴァイオリン専攻。竹之丸を『調べの君』と呼び憧れている。
中村千種(なかむら ちくさ)
愛知県出身。専攻はチェロ。過去の記憶を失ったとされるミステリアスな少女。
嵯峨野右京(さがの うきょう)
京都府出身。永きにわたり祭祀に奉仕していた少女。性悪説的な考えを持つ。
難波あさひ(なんば あさひ)
大阪府出身。極めて精巧に作られたからくり人形。自ら思考し会話もできるが感情はない。
須磨・キャセリン・舞子(すま キャセリン まいこ)CV:斎藤桃子
兵庫県出身。竹之丸の生き別れになった実の妹。楽器はピアノ。
萩日加里(はぎ ひかり)CV:春夏ひとみ
山口県出身。ヴァイオリン専攻。自尊心が高く、竹之丸に強い好奇心と憧れを抱く。
室戸香美(むろと かみ)CV:中原麻衣
高知県出身。強気な性格で刀を扱う。島原ミネと何か関係があるらしい。
島原ミネ(しまばら ミネ)CV:三森すずこ
長崎県出身。音楽院に勤める修道女。生真面目な性格。
島原美和(しまばら みわ)CV:矢澤りえか
長崎県出身。ミネとは双子の修道女。おっとりとした性格。
その他の登場人物
相模長吾(さがみ ちょうご)
竹之丸の養父。戦争で片腕を失くしている。現在は音楽学校の講師。