概要
CV:田村ゆかり
天界からやって来た見習い天使。天使なのに黒い服を着ていることが多く、また他の天使とは異なり人間の目に見え触れる事もできる。明るく開放的な性格で、「てひひ〜」「○○っス」などといった特徴的な口調で喋る。敵対関係である悪魔の紫亜と同居するという天然っぷりも見られる。
下界へは湖太郎を幸せにするためにやって来たのだが、その理由は、過去に出会った湖太郎の前世小太郎を死なせてしまった事から、転生した彼を今度こそ幸せにするため(それが正式な天使への昇格試験)。また、湖太郎と初めて会った時のセリフ「私とつきあってください!!」も、特徴的な口調も、すべて小太郎との逢瀬に起因する。
アニメ版では、湖太郎の前世にかかわるエピソードが一切ないため、美紗の最初のセリフも口調も単なる謎のセリフになってしまっている。また、なぜ湖太郎を幸せにしようとしているのかも最後まで謎のままである。
原作では最後は自立を望む湖太郎の意思を汲み取って湖太郎の前(視界)から姿を消す。その後、一人前の天使になれた模様。
アニメ版では消滅して忘れ去られた紫亜を救うために「記憶を取り戻す魔法」を使って消滅。その後、早紗の計らいにより見習い天使に降格して(紫亜の消滅が天使試験の課題だったため、一度は昇格した)再び湖太郎の元へ戻って来る。その時のセリフは「また私と付き合ってくださいっス!!」だった。
原作では美紗が天使であることは湖太郎の友人には最後まで秘密のままであったが、アニメ版では第三話で湖太郎、小星、天にばらしてしまっている。
ちなみに、第一巻で「母に頼ってばっかのダメな娘で〜」というセリフがあったが、最後までその「母」は登場せず、登場する美紗の身内は姉の「早紗」のみである。
アニメ版では完全な主役であり、キャスト欄も湖太郎ではなく彼女が一番上になっている。