プロフィール
誕生日 | 5月13日 |
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身長 | 157cm |
体重 | 51㎏ |
好きなもの | 騙されてくれる相手 |
嫌いなもの | 騙されてくれない相手 |
魔術回路・質 | B |
魔術回路・量 | C |
魔術回路・編成 | 正常 |
魔術系統 | 宝石のカッティングによる人工魔眼。ゲマトリアなどで人工魔眼と宿主双方を加工している |
決戦の日 | 仮面舞踏会 |
CV | 岡咲美保 |
概要
エルメロイ教室でロード・エルメロイⅡ世に師事する学生。
貴族派に属するエルメロイに派遣された中立派のスパイ…なのだがそのことを公言して憚らない。
初対面でエルメロイⅡ世とライネスに自白して情報交換に徹しているため、実際の役割はかつてエルメロイ派を鉱石科(キシュア)から追い落としたメルアステア派との、パイプラインをつくるための外交官に近いものとなっている。
また、真意は不明だがエルメロイⅡ世の愛人を志望している。現在、Ⅱ世には恋人や許嫁の類はいないにもかかわらず愛人志望なのは「束縛するのもされるのも嫌だから」との事。アニメオリジナルの話において、誰にも見られていないのにⅡ世を誘惑するための下着を吟味しており、目的はともかく愛人狙いは本気度が高いことが窺える。
魔眼の大家レーマン家の出身で、魔眼蒐集列車(レール・ツェッペリン)で毎年行われている「魔眼オークション」にも常連で参加している。
今回のオークションに関しては、ある人物との裏取引でエルメロイ教室の生徒の個人情報と引き換えにパトロンを頼んでいた。
結局エルメロイⅡ世によって企みが暴かれた事で共犯者として一度は捕まったが、化野菱理へ司法取引を持ち掛ける事であっさりと釈放された。
能力
星形の眼帯の下には、宝石を加工して造られた疑似魔眼が移植されている。
魔眼の複製はおおよそ低位の劣化品しかつくれないのが常識な中、レーマン家による宝石の加工は例外とされ、限定的ながらノウブルカラー(他者の運命そのものに介入する特権行為)ですら再現する。
『Fake』では、『天然物に近い高位魔眼を宝石から磨き上げる奇傑』と称されている。
疑似魔眼は複数あり、状況に合わせて付け替える事で、能力を使い分けている。
もっとも、複数の魔眼を起動させうるというのは、脳にそれだけの数の回路をつくるということに等しく、彼女が8つの魔眼を使用できるようになるため、自分の脳をいじった回数はその7倍に至る。にもかかわらず、いまだ十分に人格を安定させているのは、間違いなく彼女の天才性ゆえである。
事件簿では、感情視・霊脈の探査・炎焼などを使用している。
またFate/strangefakeでは強制の魔眼を行使しているが、この頃になるとレーマン家の加工技術はノウブルカラーであっても本物と見分けがつかない程に向上している。
さらに、奥の手として魔眼蒐集列車のような「魔眼大投射」を個人の眼で行使する事を可能としている。
無論、上級死徒と同じ事が人間に出来るはずもなく原理的には異なるのだが、同じ結果を求めるだけで良いのならば『魔眼の魔力を絞り出す』という方向性を突き詰めるだけでよく、レーマン家の魔術はそれが向いていた為、ロード・エルメロイⅡ世から「とりあえずやってみろ」と丸投げされ、そのまま習得してしまったのである。
そしてその性能は大型の戦車やジャンボジェット機程度ならば一瞬で溶解させてしまうのではないかという大火力の上に、魔眼本来の効果まで上乗せされているというとんでもないものであった。
作中では自身の体と周囲の空間の組成を魔眼殺しと同質のものに作り替えたティア・エスカルドスに対して行使し、待機させていた混沌魔術をキャンセルさせた。
ティア本体は防御態勢を取っていたため無事だったが、素の状態で食らっていた場合は数日は動きを封じられていたか、最悪生命活動そのものを止められていたかもしれないとされる。
そしてこの時の光景はまんま目からビームであり、その火力も馬鹿にならないものであったためエルメロイ教室の面々の半数はその光景を見て目を丸くし、何をしたかを理解している少数の者も『本当にやりやがった』という顔で呆れ返る事となった。
なお、列車のものと同様右眼の魔眼を使い捨てることになる他、反動によって暫くは別の魔眼をはめ直すことが出来なくなる模様。実際に行使した後の右眼からは血涙を流しながら煙が上がり、嵌め込まれていた魔眼は灰となっていた。
むしろここまでやっておいて「むっちゃ痛ぁーい!」で済んでいる事が不思議なくらいである。
余談
演じた岡咲女史はアニメ4話ではウィルズに詰め寄るモブの女子生徒を演じている。
関連タグ
エルメロイ教室 ロード・エルメロイⅡ世 グレイ(ロード・エルメロイⅡ世の事件簿)