概要
シューティングゲーム『オトメディウス』の自機キャラクターの一人で、追加キャラかつ隠しキャラである。愛称はティタ。『グラディウス』シリーズでおなじみのボス敵ビッグコアをモチーフとしており、そのコアをモノアイに見立てるための眼帯がチャームポイント。
イメージカラーは緑(黄緑系のエスメラルダと異なりやや水色がかった色)、搭乗するRVはビッグコアエグザミナ。名前の由来は金属のチタン(Titanium、チタニウム)である。CVは広橋涼。
聖グラディウス学園1年生。(作中における)公的なプロフィールとしては、聖グラディウス学園理事長の娘。口数が少なく、表情の変化にも乏しい(とされているが、よく見るとかなり表情豊かである)。口を開けば不可解な言動で周りを翻弄する。妙な生物をペットとして色々飼っている(カサカサ音が出る系などペットと呼ぶのをためらうような物体も)一方で、彼女自身も亜乃亜に弟が居ることを羨ましく思っているらしい。小柄な体格によらず、相当な大食漢。手製の新作お菓子を試食させてくれるためか、マドカとは特に仲が良い。
Gの冒頭会話では基本的に他キャラとはあまり会話せず、一言だけ茶々を入れながら飛び去って行く。「残機もたんまりおありでしょうから」「はつの1メガロムが、ないてるでやんす」などメタ発言っぽいセリフも多い。後述の機体はミサイルがゲージの後半にあるためか、よく装備するのを忘れるらしい。
正体
その実体は、壊滅的敗勢に陥った未来のバクテリアンが戦局打破のため、歴史を変えるために過去に送り込んだエージェントである。その本来の存在目的は「破壊」であり、バクテリアンに関する深い知識や明らかにコンセプトの異なる武装群は彼女がバクテリアン由来であるためのもの。しかしながら、ティタは送り込まれた地球を気に入ってしまい、秘密時空組織"G"に寝返ってしまった。
G作中、同系列の戦闘員であるメタ・リュームとの対峙では、彼女のみ「裏切り者め…!」という専用セリフが用意されている他、ティタ自身バクテリアン側の勝手を知っているかのような独り言を複数発する。また先述の亜乃亜の弟やマドカに対しても、公式プロフィールではそれぞれ「自分もあんな生き物が飼いたい」「お菓子の製造プラントのように思い慕っている」とドライな記述があり、どこか根本的に地球人とは異なる感覚の持ち主なようだ。
一方で、続編のXでは「見たことないのが多いなー」「バクテリアンも変わってきてるね」という本人のセリフやバクテリアン有利の戦況から見るに、彼女の知る歴史からは離れてきているのかもしれない。Gでは入力を試みていた要塞の認証コードもXでは消されたようだ。
Xにて、ある条件を満たすことで見られるエンディングイラストではメタ・リュームと色違いの白いスーツを着ている。また、DLCではゴーファー姉妹と同様の士官服を着用できる。
彼女が地球の何を気に入ったのかは、作中では語られていない。
ビッグコアエグザミナ
その名の通り、ライディングバイパーでありながらビッグコアをモチーフとした戦闘騎で、他の機体の機首に当たる部分がまんまビッグコアの形をしている。エグザミナとは「試験機」の意。
開発経緯に関する一切が不明とされ、兵装搭載能力の高さやRVと搭乗者とが直接コネクトを行う規格外のシステムを搭載するなど何もかもが異質。惑星グラディウス出身のエリュー・トロンからも違和感を持たれている。
前後移動によって射角を変更できるワイドオプション、貫通性能に加え着弾時に波紋型スプレッドが発生するアクアレーザー、敵を自動で追尾するホーミングミサイル、縦の直線状の極太貫通ビームを4つも発射できる最強クラスのドラマティックバースト/プラトニックブレイク(「対バクテリアンとしてではない別の「何か」を想定したかのような異質な攻撃能力」と評される)など、制圧力の高い装備が揃う。
ホーミングミサイルは亜乃亜、トロン、ジオールもウエポンカードを入手すれば装備可能であり、威力は低いが殲滅力はピカ一であるため重宝する。
Xではオプションが前作の敵機体「フギンとムニン」をモチーフにしたその名も「ライディングコア」に変化。さらにDLC限定で、あの「パロディウスだ!」のメガホン攻撃を使えるようになる。テイルガンの代わりに装備でき、時間や回数で消えない代わりに敵弾を消せなくなっている(フォースフィールドと併用可)。出てくる文章は「彼女が欲しい」などおおむね「だ!」そのままだが、「それは秘書が勝手にやったことです」「効果には個人差があります」などの新ネタや、「細かいことは気にしない主義」「えーいエモンはどこだーエモンー?」などティタらしいセリフもある。元ネタ同様使用中はミサイル以外の武装が使えなくなり(オプションがショットを撃たなくなる)、攻撃の長さもランダムなので基本ネタ装備。
ワイドオプションの名前と配置はグラディウスNEO、メガホン及び射角変更はパロディウスシリーズ、BGMパックの元ネタはMSXのグラディウス2およびゴーファーの野望エピソードⅡと、他のキャラの元ネタから外れたマニアックなネタの担当になっている。
pixivにおいて
無口・無表情の上に感性がややズレていることから「何を考えているのかよく解らない」という人物像が出来上がっており、このためpixivではどんなネタでも平然とこなしてくれる悪食キャラの感がある。うたい文句はコンパクトグラマー。
また、マドカとの仲の良さを拡大解釈して百合キャラとして描かれることも少なくない。
イラストの例
ネタ系
ティタはネタの詰め合わせ。