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パロディウスだ!とはパロディウスシリーズの一つ。

正式タイトルはパロディウスだ!~神話からお笑いへ~


概要

シリーズ第2弾なのだが、初代(タコは地球を救う)がMSX版で、アーケードやファミコンの移植もなかったため、多くの人が本作を第1弾だと思っているらしい。


本作はアーケード版の他、多数の移植があり、スーパーファミコン版などのようにオリジナルステージが追加されているものもある(ファミコン版やゲームボーイ版はアレンジ移植。PCエンジン版は一部ステージ削除)。

第2弾であるためか、オープニングデモ『グラディウスの進化』はグラディウスII GOFERの野望のオープニングデモのパロディである。

なお、サブタイトルの「神話」とは何かというと、『グラディウスⅢ~伝説から神話へ~』の事である。


本作では4体のプレイヤーキャラの中から1人を選び、キャラごとに性能が異なる。

ビックバイパー

『グラIII』の戦いの後退役し、何故かたい焼き屋に転職。一応タコが操縦しているらしい。

性能は初代『グラディウス』からの伝統的なミサイル・ダブル・レーザー・オプション・前方シールド。

タコ(Mr.パロディウス

夢と希望プログラマーなる仕事をしているが、本作では有給休暇中。ラスボスであるゴルゴダ・タコベエは彼の父だというが……。

性能は『グラII』の4番装備と同じ。オプションは彼の4人息子の小さなタコ。

ツインビー

後述するが、見た目がなにかおかしい。性能は3WAYショットとロケットパンチで圧倒的な攻撃力を誇る。

ペン太郎

けっきょく南極大冒険のペンギン(後のペン太)とペン子の息子。性能は爆風で追加攻撃するスプレッドガンやフォトントーピドーならぬポットンミサイルなど一発の威力重視だが、弾幕を張りづらく上級者向け。


ステージ構成

グラディウスシリーズとは異なり、2周エンドである。

番号名称解説ボス
1海賊島南国海岸のようなステージ。背景では数多くの帆船が座礁している。ネコ戦艦※中ボス キャプテンペンギンノフスキーIII
2ラスベガスのラスベガス上空だが、前半は上下無限スクロールになっている。ちちびんたリカ※中ボス イーグル佐武
3お菓子の迷宮再び上下無限スクロール。グラディウスのストーンヘンジのようなツブツブ地形。ホットリップス
4日本ステージ恒例の火山ステージ。歩き回る他、火山からは火山岩の代わりにナスが飛び出してくる豚潮
5モアイ戦艦ステージ丸ごとモアイ戦艦との戦いになるよしこ
6パチンコその名の通りパチンコ台をモチーフにしたステージビバ・コア
7無数の泡が飛び交う。途中では泡に包まれたバニーガールを放って攻撃してくるハニーみかよ
8水中ではスピードが1段階遅くなるプーヤン
9墓地が降っており、骨や火の玉が飛んでくるアイアンメイデン Mk-III※中ボス 吉原ダユー
10要塞初代『グラディウス』の要塞面のパロディ……というか曲からしてまんまである。ゴルゴダ・タコベエ

激難

明るく巫山戯た見た目に反して、本作の難易度は極悪である。2D横スクロールSTG史上最凶に本作を推すプレイヤーが今でも居るほど。

その理由は激しいゲームランク上昇と撃ち返し弾(敵を倒すと死に際に弾を撃ってくるシステム)の仕様にある。パワーアップを取ればランクが上がり死ねば下がるのはこの頃のSTGには普通の事になっていたが、本作はそれの上がり方がとてもきつい。1周目は8面までスピードアップを1回に留める、などの制限プレイで進まないと、1周目でありながら撃ち返し弾が飛んでくるほどにランクが上がってしまう。

2周目はまさに地獄。敵を倒すとまず一発撃ち返し弾が出た後、少し間を開けてもう一発弾が飛んでくる「時間差撃ち返し弾」が解禁されるためだ。いちいち敵を倒す度にズレたタイミングで弾を撃たれるのは、倍加した弾密度とリズムの崩れの相乗効果でよけるのが非常に厳しい。2周目の3面の難しさは凶悪の一言で、当時のA級シューター達も長期間はまりまくった(最終的にベルパワーの選択と配置によって突破されたが、ペン太郎はそれでも厳しいとか)。


余談

この作品のみプレイヤーキャラのツインビーは何故か外観がウインビーのようなピンク色でキャノピーが両目のように2つになっており、イラストでは真っ赤なボディに目と口があるさらに原型の欠片もない見た目。移植作品の説明書には「実はニセモノと言う噂にも、知らぬ存ぜぬの一点張り」とまで書かれている。


本作のエンディング場面は自機が第四の壁にぶつかって大怪我を負うというものだが、FC版ではこれを忠実に再現する事が難しかった為か、真っ黒い画面に意味深なメッセージが流れるだけというものに変更されている(同時にスタッフロール画面も全くの別物になっており、タイトル画面で流れる「パロディウス音頭」の歌詞付きフルバージョンを聞ける)。ただし、後のGB版ではぶつかる演出こそ無いもののアーケード版のものを踏襲した場面となっている。


本作のSEは汎用性が高く、テレビのバラエティ番組などで多数使われたりする。

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