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オトメディウスX

おとめでぃうすえくせれんと

コナミから発表された横スクロールシューティングゲーム。「オトメディウス」(正確にはそのリメイク移植作である「~ゴージャス!」)の家庭用オリジナル続編作。全ステージを通しでプレイするモードに限定し、Co-opに特化した作りとなっている。
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『オトメディウスX(エクセレント!)』はコナミからXbox 360で2011年4月21日に発売されたSTGで、『オトメディウス』(AC)及び『オトメディウスG』(Xbox 360)の続編である。ゲーム全体の雰囲気についてはオトメディウスを参照してほしい。キャラクターデザインは引き続き吉崎観音先生が務める。

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前作よりストーリー面が強化され、グラディウスⅢグラディウスⅤゴーファーの野望エピソードⅡ、果てはネメシスⅡといった過去のグラディウス最終作たちのオマージュが盛り込まれている。終始劣勢の戦い、最終面における空羽亜乃亜の覚醒、平和になった学校の様子が描かれるエンディングなど、『オトメディウス』シリーズの完結編としての趣が強い。


新たに追加された自機は、コナミのSTG以外の作品からモチーフを取られているのが特徴となっている。以下にその一覧を示す。



逆に男キャラ一人がリストラされた。何故この男ばかり不遇な目に遭うのだろう。


自機性能編集

本作では全キャラがウエポンカードを共有しており、より自由なカスタマイズが可能。フォースフィールドはダメージ量の概念がなく、小さな敵弾からボスのビーム、敵との衝突全てを4回まで防いでくれる。

  • 空羽亜乃亜&ビックバイパー……いつも通りのバランスタイプ。今作では難易度エキスパートで亜乃亜の真の力が覚醒するが、デメリットもあるので真価を発揮するためにはバーストを温存しておくのがお勧め。
  • エリュー・トロン&ロードブリティッシュ……ダブルとレーザーの順番が入れ替わり、従来のシリーズと同じ並びになった。ビックバイパーより火力や攻撃範囲に優れるが、プラトニックブレイクは扱いにくいという塩梅。
  • マドカ&マードックバイパー2……オプションが自動で敵に回頭する機体。溜め撃ちで登場する支援機が変更された他、宇宙での稼働性能など色々と改良されているらしい。
  • ジオール・トゥイー&セレニティバイパー……フリントロックがモチーフの機体。フリント型になったロックオプションで相変わらずコアに強い。ミサイルとレーザーが前作から差し替えられ、前作のシャドウレーザーは専用DLCになった。
  • ティタ・ニューム&ビッグコアエグザミナ……先端が太く小さなスプレッドがあるアクアレーザー、敵を追いかけるホーミングミサイルなど強力な武器が揃う。今回は縦ビームを撃ち放題なので、溜めの間の隙や真正面の狙いにくさを気を付ければ暴れまくれる。
  • エスメラルダ&ジェイドナイト……暴れ馬スネークオプションとラウンドレーザーを組み合わせることで意外な場所を狙えるトリッキーな機体。ある機体を除いて唯一ほぼ全てのウエポンカードを使用可能。溜め撃ちは前回より大幅に派手になった。
  • ポイニー・クーン&ファルシオン……ローリングオプションを備え、接近戦・前方火力に優れるエリート機体。溜め撃ちもややダウングレードしたが相変わらず強力。
  • アーンヴァル&アンスリウム……モノクロのビックバイパーT301に砲台がついたような見た目の機体。前作のクセルバイパーとよく似た仕様だが、オプションのフォーメーションが直角に近くなり、デフォルト装備では真後ろに攻撃できなくなった。DLCのデュアルレーザーは前後にレーザーを放つもので、後方を補うと同時によりサンダークロスに近い動きが可能になる。
  • 月士華風魔&波動剣……アクスレイの装甲を和風の鎧にしたようなデザイン。ゲージの並びが特殊、固定装備がある一方でオプションを装備できないなどグラディウスシリーズの軛に囚われない機体。専用の念動波は攻撃範囲が広く火球状の通常弾を消せるが、メインはグラディウス仕様の実体弾であり火球型が出るかはランダムなのでそっちはあまり当てにはできない。念動波はコアを狙いにくい一方ダブルやレーザーはオプションがない分火力不足であり、複数プレイでの支援機としての性能に特化している。
  • ココロ・ベルモンド&スタウロス……赤いT301に尾翼が追加されたような機体で、武装は悪魔城ドラキュラシリーズをオマージュしている。固定武装としてビームウィップを持ち、グラディウスⅤのような途切れないビームを放つ。リップルやシャドウレーザー同様、ビームでありながら水晶では曲がらない。またオプションの代わりにトライゴンを持つ。
  • ストラーフ&アルピニア……元ネタはソーラーアサルトであり、そちら由来の便利な装備が揃う。旧シールド型のオプション2つを装備し、エグザミナのように前後移動で射角を変化させられるのだが、こちらは上下ごとに180度どこにも撃てる規格外の機体。使いどころが難しい装備も射角変更で生かすことが出来る。

前作からの主な変更点(キャラクター関連以外)編集

  • オリジナルモードに相当するモードは廃止となった。本作は基本的に全ステージを通しでプレイする形式となる。
  • オリジナルモードの廃止に伴い、VSミッションは廃止となった。
  • オフラインマルチプレイが可能になった。オンライン・オフライン共に最大3名まで参加できる。
  • 武装カードは基本的にステージ中で拾得する形式となった。
  • 純粋な溜め撃ちである「プラトニックブレイク」が使用可能になった。代わりにドラマティックバーストは廃止となった。
  • クイックバーストの残弾チャージは、特定のアイテム取得でのみ行われる形になった。なお特に前作をプレイしていると勘違いしがちであるが、クイックバーストの残弾はクイックバースト専用であり、プラトニックブレイクとは独立している(そもそもプラトニックブレイクには残弾制限がない)。


ステージ編集

今回は全7面だが、モードや難易度の選択により8面や10面になったりする。また、ほとんどのボスはパーツ破壊が可能であり、そこにウエポンカードが隠されていることもある。

ステージBGMは従来の短めの曲がループする仕様ではなく、ワンコーラスがステージ全体に合わせた長さとなり、背景演出に合わせてパート分けがなされている(例えるなら極上パロディウスセクシーパロディウスのスペシャルステージのような感じ)。前作からさらに進化したCGやオトメ達のセリフも相まって、まるで映画のようなゲームプレイが楽しめる。

ボス戦もパロディウスシリーズのように各面ごとに異なるBGMになっており、操縦者に関連する過去のコナミゲーのBGMのアレンジが多い。


1面(ウォーターフロント)編集

前作同様最初のステージは海→市街地の順番。前回は敵に占領されたのか人一人いなかったが、今回は街が攻撃を受けている最中であり、民間船が攻撃を受けて沈んでいるのが見える。

ボスはネコ船長が操るミラードコア。ハニカム構造の鏡に覆われている。最初のボスだけあって動きは単調だが、一度画面奥に逃げてミラーを4つ分離しビット攻撃を仕掛けてくる(破壊するか時間経過で戻ってくる)。ある程度時間が経つと上下の砲台を展開し、サーチレーザーとショットガンを繰り出すのだが、部位破壊が可能である上非展開時から上下に飛び出している、さらに展開までも遅ければ展開からの攻撃開始も遅いと四重苦であり、大体コアを狙うついでに破壊されてしまい見れずに終わる。

ちなみに、ミラードコアは前作で没になったボスの一つであるが、鏡張りであることや本体の描写があること以外は別物。サーチレーザーは鏡の反射をイメージしているようだ。


2面(ミッドナイトシティ)編集

夜の街が舞台。一般乗用車の上にハッチが仕掛けられ、トラックにもバクテリアンの名が記されるなど密かな侵攻が窺える。一応スクロールが速くなっているがミサイルが置いてけぼりにならないためあまり目立たない。ちなみにここのBGMの曲名は「Speed」であり、グラディウスシリーズでこの名前が使われるのは3度目。

途中でテトランが登場するが、撃破することはできない。ゴーファー姉妹が操っているためか表裏2色になっており、ステージ序盤では水色でハイウェイを転がりながら通常弾を乱射、後半ではピンク色で普段通りの動きをする。

ボスは学園に潜入していたスパイ・T.B.リカ先生が操るトライポッドコア。1面にネコ戦艦のオマージュキャラが出たので、2面はちちびんたリカのオマージュキャラということか(いずれもパロディウスだ!1面と2面の中ボス)。コアボスというより異形の巨大ロボのような見た目であり、街を停電させながら現れ、触手やバルカンなどで攻撃してくる。

尚、ここまで派手に暴れておきながらリカ先生はオトメ達から敵とみなされていないが、その後どうなったのかは不明。


3面(クリスタルマイン)編集

坑道の中を進むステージ。グラディウス外伝のように途中で道が上下に分かれており、BGMもルート合流後にそちらをイメージしたメロディが入る。

上に進むとグラ外伝のようにレーザーを曲げる水晶がある。前作の南極ステージほど複雑な屈折ではないが、代わりにレーザーを反射して攻撃してくるザコが紛れているので注意。いっそダブル系装備に切り替えるのも手か。パワーアップカプセルを多く拾える。

下に進むと岩壁地帯があり、細長い岩が道を塞いでくるので進みにくい。今回は地形ダメージがないが流石にスクロールに挟まれるとミスになるので、さっさと破壊してしまおう。また、岩壁に沿ってアイアンメイデンも進んでくる。こちらではバーストやエクステンドが手に入る。

ボスエリアはマグマに満ちており、ミサイルが地面を滑らなくなる。ボスは龍骨鬼(雌)が操るサーペントコア。沙羅曼蛇を思わせる高速移動と同時に通常弾を乱射したり、4ウェイレーザーを放って来たりする。コアは顔の狭い部分にあるので狙いにくい。また、この時自機が月士華風魔だと特別な会話が聞ける。念動波で弾の一部を打ち消したり、ダガーで装甲を貫通してコアに攻撃したりするのが有効。


4面(エンシャントジャングル)編集

ジャングルの中にある遺跡のステージ。途中で柱を破壊して遺跡の床を落としながら進むエリアがある。その前後では外伝のヘビーダッカーを思わせる中型雑魚が登場。

終盤の滝では遺跡を調査しに来たメタ・リュームの小型ビッグコアが現れるが、いざ戦闘開始と思われた瞬間謎のビームがビッグコアを吹っ飛ばしてしまう。そして、そのビームの主――オールドビッグコアが崩れた岩の中から起動する。

ボス内部に入っていくと、大小3つのコアとそれを守る2連砲やレーザートラップがあり、壁コアのような形状になっている。撃破して外に出るとその名の通り神話時代のビッグコアの姿を見せ、そのまま爆散する。


5面(艦隊戦)編集

これまでワープで移動してきたオトメ達にとって、初の宇宙での戦い。ここからは連続でストーリーが進行していく。

地球上空の宇宙圏にて、秘密時空組織"G"とバクテリアン軍の艦隊戦が行われる。オトメ達は援護に回るが、敵の圧倒的な力を前に追い込まれていく。

自陣であるはずの後ろからも編隊やザブが大量に現れる、戦っている最中に味方艦が撃墜される一方で敵陣はほぼ傷一つないなど、戦況は絶望的。ヴェノム司令官やオペレーターの悲痛な通信や、味方撃墜時のオトメ達の反応が緊張感を高める。さらにステージ後半では、弱肉強食を謳うダークフォースの声が響き渡る。

ボスはまさかのときめきメモリアルより藤崎詩織が操るヘブンズゲート。グラディウス外伝の2周目以降にしか現れない幻のボスである。曲の出典はPCE版ときメモでミニゲームとして登場したフォースギアから(フォースギアはグラディウスシリーズと世界観を共有している)。


6面(ボスラッシュ編集

ダークフォースの本体が現れ、ビームの一撃で艦隊を一瞬で殲滅、地球を丸ごと火の海にする。"G"の戦力ではダークフォースに対抗は不可能。全並行世界の人類が生き残るためには、時空転移により歴史に介入し、ダークフォースの発生自体を阻止するしかない。しかし、過去のボスたちがライディングコアによって蘇り、道を阻んでくる。

定番のボスラッシュ。トリがオリジナルボスでない代わりにやたらマニアックな敵が現れ、ティタ・ニュームですら存在を知らないボスもいるほど。

1番手はグラディウスジェネレーションよりペルラ・メラルダ。大量のミサイルと多すぎる遮蔽版が持ち味のボス。出典の楽曲が曰く付きなためか、今回のBGM「Gear」は完全オリジナル。撃破すると画面左に突っ込んでくるので注意。

2番手はグラディウス外伝よりネオビッグコア。原典では1周目の大トリだっただけあって、動きが素早く攻撃も多彩であり強い。BGMは2周目以降で副将として登場したときの曲「boss rush #2」のアレンジ。撃破時は画面奥に落ちていくため、外伝の時のように自機が爆風に巻き込まれることは無くなった。

3番手はグラディウス2よりミスフィッツ艦。菱形のボディを持ち、やたら凝った登場をしてくる。最初に2本の太いレーザーを撃ってくる上に通常のレーザーは外側の方が速いなど、X68k移植版のNEMESIS´90改に近い挙動になった。レーザーの砲門を破壊すると新技の電撃を放ってくる。BGMはグラ2および90改の共通ボス曲「A Fighter」のアレンジ。

4番手はグラディウスⅢよりデリンジャーコア。こちらも大トリ出身。体当たりの回数が増え、レーザー発射時も大きく角度を変えてくるなど、やたら避け辛く当て辛い厄介な敵。BGMは原典と同じ「Dark Force」のアレンジ。

大トリはMSX沙羅曼蛇のラスボスだったメタルスレイブ。操縦者はパロディウスシリーズのあかねひかるに似た姿を持つ「ルビー&コバルト」(尚、あかねとひかるはパロディウスだ!のザコ敵出身で、巨大ボスの経験もある)。5つのコアから大量の破壊不能反射弾を撃ちだしてくる強敵。BGMは極上パロディウスおよびセクシーパロディウスでの専用空中戦曲のアレンジだが、ステージボスなのでBGMパック使用時はそちらのボス曲が適用される。



7面(ダークフォースの要塞)編集

ダークフォースの幼生が潜むバクテリアンの要塞に突入する。内部は立体的な構造の通路が続き、定番の動く壁やエレベーター、地形剥がれを意識したと思われるザブが存在。背景ではビッグコアが出撃したりミラードコアが組み立てられたりしている様子が見られる。

BGMのメロディラインは初代グラディウスのゼロス要塞をオマージュしたもの。従来の要塞が「あと少しで勝利」という楽し気なイメージだったのに対し、こちらは失敗すれば地球も味方も滅びる状況もあってか、明るさの中にも重々しく威厳のある曲調となっている。

途中に高速スクロールのエリアがあり、90度の壁こそないがアイアンメイデンが道を塞いだり上下スクロールがあったりと高速面らしい仕掛けが施されている。

壁ボスとしてゲートキーパーが出現。殺す気の弾幕を撃ってくる他、突進攻撃もあり厄介な敵。デリンジャーコアと同様、BGMは「Dark Force」のアレンジ版が流れる(一応別の曲らしいが聞き分けはつかない)。

ゲートキーパーを抜けるとゴシックな教会のような場所に出る。そこに鎮座する少女こそダークフォースの幼生。彼女を今のうちに倒せば"G"と地球を救えるだろう。

最初はRVを模倣した戦闘態勢であるブラックバイパーと戦う。ロングレーザー、射角を変更する短レーザー、斜め方向へのリップル、前方への2連ミサイルで攻めてくる。BGMは「Big Viper」。

ある程度ダメージを与えるとブラックバイパーが逃走するのだが、その通路にはゼロスブレインゼロスフォースゴーファー初代バクテリアンドゥームの絵が見える。

そして追いつかれたダークフォースは全ての力をもう一度集め、デスブリンガーなる巨大ロボ形態へと変化する。二本腕からのレーザーや高速腕飛ばし、尻尾からのビーム薙ぎ払いやスプレッドボムなど多彩な攻撃を持つ。巨体のどこを撃っても攻撃は当たるのだが、HPが高い上に画面外からの攻撃もしてくるので、簡単に倒せる相手ではない。

わらわは、そなた達人間の欲望から生まれた。そなた達がある限り、わらわもまたあり続ける……


8面(残骸)編集

ストーリーモード・難易度エキスパートでのみ登場する隠しステージ。ダークフォースが幼生のうちに撃破されたことで歴史が変わり、"G"艦隊は全機生還、バクテリアンの組織的抵抗も終わり完全勝利したかに見えた。しかし、再度ダークフォースの幼生の存在が確認され、その地上への降下を阻止する最終ミッションが始まる。

イメージとしてはグラディウス外伝の墓場ステージに近く、5面では傷一つなかったバクテリアン艦隊が黒焦げの姿となり、量産型ビッグコアが埋まっていたりする。しかし、ビッグコアの先端は未だにビームを放ってくる上、ダークフォースが召喚したザコ編隊やビームを反射する敵も存在し決して油断はできない。その後は大気圏へと突入し、量産型ビッグコアを撃破しながらダークフォースの幼生を追う。

ダークフォースの幼生は黒い霧を纏っている。雑魚の連射や極小3WAY弾などそれなりに激しく攻撃してくるが、デスブリンガーの攻撃を生き延びたオトメ達にとって敵わない相手ではないだろう。BGMはグラⅢの「Dark Force」をまるまるイントロに使ったオリジナル曲で、デスブリンガー時のBGMと共通メロディがある。

亜乃亜でこのステージにたどり着くと真の力が覚醒し、ハイパー亜乃亜&メタリオンという翼と光輪のついた姿へと進化する。それによってプラトニックブレイクにもミサイルが追加されるなどパワーアップするのだが、装備は取り直しになるうえにパワーアップにも多くのカプセルがいるなど攻略は難しい。なるべくバーストを温存するプレイが求められるだろう。この状態でクリアすると通常プレイでもハイパー亜乃亜を選べるようになり、エスメラルダ同様ほぼ全種類のウエポンカードを使ってカスタマイズできる。拡張性こそがメタリオンの神髄といったところか。


Ex1面(特訓ミッション)編集

グラディウス学園を舞台にした特別訓練。これ以降のステージはストーリーモードでは登場しない。

このステージではオペレッタのボイスが実況おしゃべりパロディウスを意識したハイテンションなものとなり、天使たちからは故障を疑われる。

前半は学園を背景に雑魚と戦うが、画面奥から爆弾が投下されたり巨大ミサイルが発射されたりしている。その後はプールから"G"秘密基地に突入し、グラディウスIVグラディウスⅤのように垂直に降下する。

後半はコナミのマニアックなゲームをメドレーにしたギミックがあり、懐かしのキャラが当時のドット絵のまま中型雑魚として登場する。

ボスはスクランブルの自機ドット絵をそのまま拡大したような見た目のスペースシップ。操るのはあのコナミレディ教官。縦のミサイルやビッグコアMk-Ⅲのような反射レーザーなどの弾幕系の攻撃を放つ。因みにスクランブルはグラディウスの原型となったSTGである。BGMの元ネタは魂斗羅の最終面の曲(元曲もそのままボス曲になったことがある)。


Ex2面(エビスボシ)編集

前作のプレイヤーキャラであるエモン・5の出身地である江戸府のステージ。途中から江戸城に入り込む。行燈や手裏剣の編隊、信楽焼など、がんばれゴエモンを思わせる敵が多く出現する。

BGMは初代ゴエモンの城下町っぽいメロディのオリジナル曲「Goemon Fantasy」。

ボスはヤエちゃんそのものな姿をしたくノ一のエモン・8が操るビスマルX(エクセレント)。顔以外はほとんどジオングである。

エモン・8は5が秘密時空組織"G"を追い出されたものと思い込み、城の最上階に辿り着いた天使達に問答無用で戦いを仕掛ける。百裂拳や首元の小判バルカンで攻撃してくる。

それにしても、折角武者修行に出たのに成果を見せる間もなく戦いが終わり、挙句身内からバクテリアン軍の協力者を出してしまったエモン・5心底不憫でならない……


Ex3面(どんぶり島)編集

マルチプレイ最終面はツインビーシリーズがモチーフのステージ。最初は上下無限スクロールで、複雑な構造の地形や障害物が多い。

BGMはあまりツインビーっぽくないミニマルで穏やかな感じの曲。

ボスはウインビー。通信・周回プレイにおける実質のラスボスでもある。

島の見回りを始めた途端に列車の柱にぶつかってしまい、敵が現れたと勘違いして近くにいた自機に襲い掛かってくる。強力な拡散ショットやリボンアタックで縦横無尽に暴れ回る強敵。


BGMパック編集

今回もDLCとして、各キャラをイメージしたBGMパックが登場した。キャラごとにコナミのSTG作品が元ネタとして振り分けられており、例えば亜乃亜パックの2面BGMはグラⅡ空中戦、トロンパックのステージボス戦は沙羅曼蛇2の偶数面ボスの曲、マドカパックの4面はツインビーヤッホー!の空中回廊、ティタパックの1面はヴェノム艦の曲など。ただ、今回は途中でメロディが変更されたりメドレーになったりと激しくリミックスされた実質オリジナルBGMであり、たまに原典にない曲(エスメ・ポイニーパックでDark Forceが引用されたり、月風魔伝パロディウスだ!など)のフレーズが混ざっていることもある。また、エスメ・ポイニーパックの1面と2面はグラディウスリバースでアレンジを務めた並木学氏が自身の作風を存分に発揮、ココロパックのほとんどのステージ曲は悪魔城ドラキュラシリーズで活躍する山根ミチル女史が務めるなど、顔ぶれもかなり豪華。

要するに10人分×9曲(6面とEx面を除いた7ステージ+ボス+ラスボス)で90曲ものオリジナル曲という超豪華DLCである。


pixivにおいて編集

オトメディウスシリーズでも、特に本作に特有の要素(新PC4名を初めとする数々の新キャラクター)についてはこのタグが使用される傾向がある模様。

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