概要
「未知なる領域へ」というキャッチコピーを元に家庭用オリジナルとして作られたグラディウスシリーズ作品で現状最後のナンバリングシリーズである。
メイン開発は外注であるトレジャーが担当した。
※実際にはグレフやポリゴンマジックも関与していることがスタッフロールの記述にある。
新機軸としてオプションコントロールシステムを取り入れ一部弾幕シューティング要素も入れるなどこれまでにない要素が含まれている。
また沙羅曼蛇同様その場復活や2P同時プレイも採用し、初心者でも遊びやすいバランスに仕上がっている。
余談
今作はシリーズ恒例のマンネリを脱却すべく様々な試みが成されている。
例えばお約束のボスラッシュは2面に導入し、6面に再び導入するなどこれまでにない演出が取り入れられている。
またシリーズで初めてステージ間デモも導入しておりこれも作品の評価を高めている。
その一方これまでシリーズ伝統だった「火山」や「モアイ」はリストラとなった。
これによりシリーズのお約束の法則は崩れたが一応モチーフになったギミックが形を変えて残ったり細胞ステージが継続出来ていたりモアイの十八番だったイオンリングも一部ボスの武器として使われるなど伝統はある程度保たれている。
BGMは崎元仁が担当。ボスラッシュにおける過去作のBGMも彼によってアレンジ収録されている。
ステージとボスの紹介(初出となるステージのみ紹介)
・ステージ1
ビッグコアMk-I…大量生産品。一機出てきたところでは大した性能では無いが……?
ゼロスフォース…もはやただのオブジェクト。おなじみのヴァーは健在。
ビッグコアMk-I Rev.2…イオンリングによる攻撃あり。
・ステージ2(後半はボスラッシュその1)
・ステージ3
・ステージ4(細胞ステージ)
・ステージ5(隕石ステージ)
・ステージ6(後半はボスラッシュその2)
・ステージ7(前半に高速ステージあり)
ビーコン…初出はスーパーファミコン版のグラディウスⅢのオリジナルボス
・最終ステージ
関連タグ
グラディウス2…真の最終ステージに行くにはこれまで通ってきたステージを折り返す必要があるという異色の作品。グラディウスVには逆スクロールステージがあるなど、ある意味で似たような展開が……
ゴーファーの野望エピソードⅡ……ある展開がよく似ている。
ありえない、何かの間違いではないのか?…本作を象徴する名台詞。