概要
ビッグコアMk-II同様にカバーが可動し、コアは前部に2つ、後部に1つある。
後部のコアには前後に遮蔽板がついており、前方の遮蔽板は前部のコアを両方共破壊することによって攻撃可能になる。
上下に開いたカバーが展開し太いレーザーを発射し自機を閉じ込め、その中へ反射レーザーを撃つという攻撃方法を主とする。
また、後方にもレーザー砲があり近付くと射撃してくる。
初登場のAC版『グラディウスⅢ』では反射レーザーの弾速があまりに速く、発射を見てからでは回避できない為、プレイヤーのトラウマの要因となっている。
更に前部2つのコアを破壊すると細いレーザーを断続的かつ非常に高速に連射する攻撃方法に切り替わり、余計に回避が困難になる。
反射レーザーの比較的安全な対処法としてううまま(う:後ろ ま:前)という語呂に当てはめられた暗号避けと呼ばれる回避方法が確立された。
SFC版はハード性能により反射レーザーの弾速が処理落ちで遅い為目視でかわしやすい…が、この処理落ちが無かった場合はアーケード版に匹敵する速さになるらしい事が判明している。
PS2用ソフト『グラディウスⅤ』のステージ6にもボスとして登場し、突進攻撃や後部砲台からの通常弾バラ撒き+自機を狙ったレーザー攻撃等が追加されている。ただし、こちらはううまま戦法は通用しない。
『グラディウスIV』では、マイナーチェンジ版のビッグコアMk-Ⅲ改がステージ8のボスラッシュにて登場。
太いレーザーで自機の移動を封じて反射レーザーで攻撃を行うパターンに加え、上下のカバーを斜めに展開して網目状に反射レーザーを放つ事もある。
『極上パロディウス』では、パロディ版のデコレーションコアがステージ3のボスとして
登場。
上下のレーザー砲のカバーは生クリームに変更され、中枢は開閉する唇型の中央ブロックにコアの役割を果たす妙なキャラクターが3体横一直線に揃って並んでいる。
『実況おしゃべりパロディウス』では、強化型のデコレーションコアMk-Ⅱがステージ5のボスとして登場している。
『オトメディウス』シリーズには未登場。ただし、ゴーファー姉妹が操るアイゴールやオーディンコアは、それぞれⅢ、ⅤにおけるビッグコアMk-Ⅲの挙動をかなり意識した攻撃をしてくる。