ネオビッグコア
ねおびっぐこあ
『グラディウス外伝』のボスラッシュ面である8面ボス(二周目以降は中ボス)。
名前の頭に「ネオ」("Neo")とある通り、ビッグコアにアレンジを加えたモデルチェンジ版ビッグコアともいえるボス敵であり、Mk-Ⅱ、Mk-Ⅲと改良を重ねるごとに大型化していった既存のビッグコアに対して小型かつシンプルな形状をしており、艦体は流線型のようなデザインになっている。
ビッグコアの代表的な攻撃であったレーザーは、若干広がるような形で発射される緑色のイオンレーザーとなり、加えて前方に広く照射される赤いレーザー、自機に向けて発射され大爆発を起こす機雷、イオンレーザーや機雷の乱射、更に二周目以降ではネオビッグコア本体から小型機二機が放たれ、それぞれ真上方向と真下方向に移動しながらレーザーを前後に何発も放ってくるといった多彩な攻撃を行う。
コアが破壊されると、内部の爆雷が一斉に誘爆を起こし轟沈する。
ネオビッグコアが機雷攻撃をしている時、1発目の爆発から最後に発射した機雷の爆発までコアのシャッターを一時的に閉めている。(イオンレーザーと機雷の複合攻撃時は開けたまま)
本作が『外伝』だからなのか、ネオビッグコアという名前の割に後続作品には登場していない。
ビッグコア系列の機体は『外伝』の次の作品である『Ⅳ』では『ビッグコアMk-Ⅲ改』という過去機体の改良型が登場し、『Ⅴ』ではさらに新型の『ビッグコアMk-Ⅳ』が登場したほか、『ビッグコアMk-I Rev.2』という初代ビッグコアの改良型が登場している。
しかも『Ⅴ』では初代ビッグコアが大量生産されているというのも涙を誘う。
しかしながらグラディウスシリーズの外伝とも言える『オトメディウス』シリーズの『オトメディウス・エクセレント!』のボスラッシュステージに再登場を果たしている。
他にもこの作品にて再登場したコア系ボスはいるのだが、
・同じく「グラディウス外伝」の2周目以降のみ登場する隠しボス『ヘブンズゲート』
・GBA「グラディウスジェネレーション」の『ペルラ・メラルダ』
・まさかのMSX版「グラディウス2」からの『ミスフィッツ艦』
・「グラディウスⅢ」の『デリンジャーコア』
・驚きのMSX版「沙羅曼蛇」から『メタルスレイブ』
という錚々たる(?)メンバーと共に登場している。