曖昧さ回避
- 同人ゲーム『東方project』の二次創作動画→東方ボスラッシュ
- 遊戯王OCGに登場する魔法カード→ボスラッシュ(遊戯王)
- ゲームなどの娯楽作品に見られる『ボス達との連戦』。本記事で解説する。
概要
主人公が過去に倒したボス達が全員復活し、順番にバトルを挑んでくるというもの。
主に主人公のレベルが上がる事の少ないアクションゲームに用いられている他、バトルものの漫画などにも登場する事があり、ちょっとした燃え要素となっている。
作品によって主にミニゲーム扱いで出現するパターンと、本編の最終面等に立ちはだかるパターンの二種類に分かれる。
後者の場合は物語の終わりが近い事を予感させラスボスへの緊張を引き立てる、ストーリーの大きなイベントと言える。基本的にボスの強さは過去と同じだが、こちらは既にパターンを見切っている上に装備も充実しているので、大抵は難なく倒せるはずである。キャラクターのステータスよりプレイヤー自身の技量が問われるアクションゲームおいては、プレイヤーに成長を実感させる要素のひとつとなっている。
反面、事実上キャラの使い回しであることは否めず、作品によっては「手抜き」と評されてしまったり「またお前か」というマンネリ感を抱かせる原因になってしまうこともしばしばある。
とりわけ、ボス戦が面倒臭いゲーム(「攻撃が激しい」「ボスが硬くて長期戦になりやすい」など)は単なる作業になりやすく、忌避される傾向が強い。
ボスラッシュで有名なゲーム
- 星のカービィシリーズ(メイン画像)
基本的には中ボスのラッシュが多い。近年はなんやかんやでやられ役となる事もしばしば。
初代『星のカービィ』・『トリプルデラックス』・『ディスカバリー』では終盤のステージで、下記のロックマンシリーズと同じく大ボスと連戦する。
また、これとは別に一部の作品には「かちぬきボスバトル」や「ぼすぶっち」、「格闘王への道」といった大ボスと連戦する個別モードがある。
大抵は最終面の道中で8ボスとの再戦が行われる。強さは変わらず、こちらも8ボスの武器が使えるようになっているので、それを使い相手の弱点を攻めていくことがセオリーとなる。基本的にボス1体倒す度に回復アイテムが出るので、ここまで来れた腕があるならそう苦戦しないはずである、
8つの転送カプセルの中から好きな物を選んで8体を潰していく(どのカプセルにどのボスが存在するかまでは明かされない)形式が主流だが、作品によっては道中のボス部屋を順に回る形になっていて攻略順が固定されていたり、カプセル部屋が2部屋で各4体ずつに分かれていたりする。
最終面の前ステージで、前作に登場したボスとの連戦が開幕する(殆どがシリーズ伝統のコア系ボスだが一部例外あり)。
最終ステージはショップのシーンから始まり、買物が終わり装備を整えると今までのステージボスが連続してやってくる。各ステージのボス時と違い倒してもお金は得られない。全てのステージボスを倒すとラスボスがやってくる。
最終ステージ「武器世界」では、これまで撃破した「カジオー軍団」の幹部連中がモノクロの雑魚敵「りょうさんがた」として集結する。
マリオ達の行く手を阻んだ強敵も量産品の一体に過ぎなかったという衝撃の真実の表れではあるが、同時に「再生怪人」「量産されてかませ犬に成り下がった敵」という位置づけでもあるため、今となっては最早マリオ達の敵では無い。
なおヤリドヴィッヒを除き戦闘は回避可能。ただし避けにくい奴らが多い。