「任せて下さいハンジさん!!」
「俺達を創った奴はこう考えた いろんな奴がいた方が面白いってな」
CV:樋渡宏嗣
概要
作中では、エレンによるマーレ強襲の際に彼や調査兵団を回収するための飛行船の操縦士として初登場。
団長であるハンジの指示を受け、威勢良く返事をしていた。
その素性は、ジークの命を受けエルディア人の解放のために立ち上がった反マーレ派義勇兵。
マーレ強襲の3年前、同胞のイェレナと共に調査船団に紛れ込んでパラディ島に上陸して以来、最新技術を提供するなどしてパラディ島側に助力していた。
壁内人類以外を知らないサシャからの「なぜ肌が黒いのか」という質問に対し、「俺たちを作った奴(神)が、色んな奴がいた方が面白いと思った」「俺達もユミルの民も求められたから存在する」と答えるなど、独特の価値観を持つ。
ちなみに彼がパラディ島に港を造ることを提案した際、「港」とは何かを唯一正確に言い当てたのがハンジであった。こうしたやり取りの積み重ねが信頼につながっていったと思われる。
最終回では天と地の戦いに生き残り、その3年後にリヴァイ、ファルコ、ガビと行動を共にしていた。
名前について
日本人にとっては名前の響きが独特かつ可愛らしく聞こえるため、読者(視聴者)に大きなインパクトをもたらし、原作・アニメ共に初登場時には大きな話題となった。
ただしこの「オニャンコポン」、実は西アフリカのガーナに住むアシャンティ人の信仰する天空神の名前であり、アカン語で「偉大な者」を意味するという、ちゃんとした元ネタがある。飛行士である彼にはぴったりの名前と言えるだろう。
ニャメ、オドマンコマ、ニャンコポン、トウィドゥアンポン、ボレボレ、オトゥムフなどの伝承も。
サシャから一度「オニャンポコン」と呼ばれるシーンがあり(26巻)、ツッコミがなかったため誤植なのかわざとなのか判断がつきにくかったが、アニメ版でもそのままであったためサシャの呼び間違いだった模様。
海外では発音の難しさからオニオンクーポンと呼ぶ人もいるとか。
関連イラスト
関連タグ
- ニャホニャホタマクロー - 日本で有名なガーナの(猫系の)名前(神話のオニャンコポンの別名もアカン語でニャメである)
- オニャンコポン(競走馬) - 日本の競走馬。公式の馬名登録ではアカン語の天空神の名が由来とされているが、馬主が自らTwitterで「さぁ……頼んだよオニャンコポン」などと明らかにこのキャラクターを意識したツイートをしている。さらに実は「レオンハート」という馬名から改名されたという経歴があり、実際にはこのキャラクターが直接の由来という可能性が高い。それを知ってか知らずか、京成杯制覇時には、なんとアニメ公式Twitterが祝福とも取れる投稿をしている。ちなみにジャスタウェイやテイエムプリキュアなど、漫画・アニメ由来の名前の競走馬は意外といる。