スペック
全長 | 55.5m(飛行モード) |
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全高 | 52m(カラクリ巨人) |
重量 | 970t |
速度 | 680km/h(飛行モード) |
出力 | 680万馬力 |
概要
いつどこで誰の手によって開発されたかまでは明かされていないものの作中で唯一、単体でカラクリ巨人への変形を可能とすると共に他の流派のカラクリ巨人とも様々な形で連携もできたりと、それまでに類を見ない点が多く見られるマシンでもある。
「同型の機体が複数存在する」という点もその一つであり、物語終盤ではシュリケンジャーとおぼろによって2機の量産型が製造され、黒子ロボによる操縦で戦闘に参加している他、TVシリーズの後日談に当たる『小説忍風戦隊ハリケンジャー』でも同型機が登場しており、TVシリーズにて失われたオリジナル機に代わってリボルバー天雷旋風神の姿で、ハリケンジャーたちの元に駆けつけた。
特徴・性能
シノビマシンに相当する「飛行モード」は、鳥の意匠を備えた機首と赤い手裏剣型のローターが特徴のヘリコプターであり、操縦の際にはコックピットに差し込んだシュリケンズバットが、操縦桿としての役割を果たす。
機体を90度傾けてのナイフエッジなど、アクロバティックな飛行を可能とする高い性能を備えており、単に前述した体勢での飛行を得意とするだけでなく、そこからそのままローターで地面を切り裂き、地割れを引き起こすカラクリ忍法「天空裂破」を繰り出すことさえできる。
これ以外にも、機首の両側面に配された左右18門の「天空ランチャー」や分身の術といった攻撃手段も駆使する。
カラクリ巨人としての天空神は、前述の赤いローターが配された胴体や、その一部がフードのように被さった頭部などが大きな特徴で、スマートなボディとホバー状になった両足を活かした、自在な空中移動を強みとしている。
武器として、胸部のローターを取り外して振るう巨大手裏剣の「クロスブレード(※)」、それに両腕に備わった「天空カッター(※)」を活用。両腕にはこれ以外にも、旋風神などと同様の「元素固定装置」も内蔵されており、カラクリボールを使用する際には胸の前に出した両腕の間に出現させる形となっている。
(※ 資料によってはそれぞれ「天空手裏剣」「天空クロー」と呼称される場合もある)
究極奥義
- 暴れ独楽
スピンビーを駆使した技で、天空神の基本的な必殺技に相当する。
出現させたスピンビーにテイルロッドを差し込み、勢いよく引き抜くことで高速回転させて敵に炸裂させる。
天空武装
天空神は旋風神や轟雷神にそれぞれ異なる形で合体し、より強力な砲撃を放つことも可能となっている。詳細は各個別記事を参照。
前出の量産型が登場した際には、それらが天空武装を行うことにより、本来なら不可能な武装形態の揃い踏みも実現している。
天空旋風神
天空神が旋風神の右腕に大型砲として合体した形態。
天空轟雷神
天空神が轟雷神の両肩に担がれるように合体した形態。
天空轟雷旋風神
Vシネマに登場した、轟雷旋風神との合体形態。
関連タグ
ツバサマル:『忍者戦隊カクレンジャー』に登場する巨大戦力の一つ。こちらも鳥をモチーフとした飛行タイプの巨大戦力であると同時に、1号ロボと2号ロボにそれぞれ異なる形で合体可能という点でも、天空神との共通項を有している