「き 汚ぇ食い方しやがって… まだあるからゆっくり食え!!」
CV:花輪英司
概要
元々はマーレ軍の兵士で、パラディ島に派遣された最初の調査船団の一員であった。
先遣隊として島に上陸するが、ハンジやリヴァイら調査兵団に捕まり、続いて上陸しようとした第2・第3調査隊の前に捕虜として連れてこられる。
その時は隊長に「私に構わずこの悪魔共を撃って下さい!!」と叫んでおり、マーレへの忠誠心の高さがうかがえた。
腕の良い料理人という一面も持ち、イェレナから「マーレ料理の達人」と紹介されている。
エルディア人のために料理を作ることを快く思っていなかったが、初めての海の幸の美味に感激したサシャから「あなたは天才です!!」と絶賛され、思わず顔を赤らめていた。
その後、イェレナが壁内での捕虜の扱いを改善する名目でレストランなどの労働環境を用意するようになるとニコロもそこでコックとして働くようになる。
サシャもニコロのレストランに通っていたようで、カヤに2人は付き合っていたと言わしめるほど。
調査兵団のマーレ遠征の帰還予定の日にも飯を用意していたが、サシャの戦死の知らせに驚愕し、涙を流した。
サシャへの好意は本物だったようで、サシャを殺害した張本人であるガビが自らそのことを告白、かつサシャを侮辱した際には問い詰める段階すらすっ飛ばして持っていた酒瓶でガビを殴打(実際に殴られたのはガビを守ったファルコ)。が、何とか平常心を取り戻してサシャの両親にガビを引き渡すことにした(そして両親が復讐よりもガビを生かすことを選んだため、ガビは生き永らえた)。
またサシャへの好意は周囲の人間にもバレバレだったようで、レストラン勤務のマーレ人でありながら、ジークの脊髄液の入ったワインをパラディ島の高官に飲ませる作戦のことは一切知らされていなかった(裏切る可能性を考慮されたとのこと)。
しかし計画のことは薄々勘づいており、ジャンたちがワインを飲もうとした際には咄嗟に「エルディア人にはもったいない代物」と心にもないことを言って制止している。