私たちは、生き残ることができるだろうか。
概要
『アクスレイ』(AXELAY)はコナミが1992年9月11日に発売したシューティングゲーム。
容量は8メガビットで、プレイ人数は1人のみ。
対応ハードはスーパーファミコンで、後にi-revoでも配信されたが、2011年のサービス終了に伴い配信は停止している。
また、本作はトレジャーの元コナミ社員が独立前に最後に制作したゲームでもある。
ゲームシステム
本作は『沙羅曼蛇』のようにステージによってスクロール方式が交互に切り替わるのが特徴で、奇数ステージは『レイストーム』のような俯瞰視点を疑似的に表現した立体感のある背景を再現している。
プレイヤーが操作する事になる自機・アクスレイは機体の各部に様々な武装を搭載可能で、ステージ開始時にPOD(機体上部:レーザー)・SIDE(機体側部:機関砲)・BAY(機体下部:ミサイル・爆弾)の各武装を選択して出撃。
各ステージのボスを倒し、ステージをクリアする事で新しい武装が使用可能となっていく。
また、これらの武装はそれぞれ対空攻撃用(AIR)と対地攻撃用(GROUND)に分類されており、対空攻撃用の武装を選択している場合は対地攻撃用の武装としてノーマルタイプのミサイルを、対地攻撃用の武装の場合はノーマルタイプのショットを同時発射出来るようになっている。
敵の攻撃には3度まで耐える事が出来るが、その際に選択していた武装は破壊されて使用不可能となり、(武装のアイコンは「OUT」と表示され、この状態で被弾すれば1ミス)ノーマルショット&ミサイルしか撃てなくなる。
ただし、敵の体当たりや地形、ミサイル等の相殺可能な敵弾に接触した場合はたとえ武装が健在でも即1ミスとなる。
自機が破壊された時に飛び散る破片には、高い破壊力を持った攻撃判定が付いているため、状況によっては特攻も有効な攻撃手段となる。
ちなみにハードで2周目を迎えるとオプションで設定できない固有の難易度になる。
…2周目のエンディングではアクスレイⅡの予告をしているが、残念ながら続編は作られていない。
ストーリー
過去3度の奪還作戦を実行するが失敗し、追いつめられたイーリス恒星系は戦艦クラスの超兵器を搭載できる戦闘機『アクスレイ』を開発。
イーリス恒星系はアクスレイに最後の望みを託すのだった。
(この項、wikipediaより引用)
余談
自機のデザインは、『オトメディウスX』のキャラクターの一人月士華風魔の搭乗するライディングバイパー「波動剣」に使われている。
赤つながりか?
ちなみにSFC版極上パロディウス・PS版並びにSS版実況おしゃべりパロディウスのみの追加キャラクター「ドラキュラくん」の装備はアクスレイが元ネタ。