油断大敵!
概要
『ウィザーディング・ワールド(魔法ワールド)』の人物。
『ハリー・ポッターシリーズ』の登場人物。
魔法の義眼を付けていることから「マッド-アイ・ムーディ」と呼ばれることが多い。
(Pixivでは本名のアラスター・ムーディタグを付けることが多い)
現在は引退したがかつては伝説の闇祓いであり、捕獲した死喰い人で監獄アズカバンの半分を埋めたと言われているほど。その長い戦いの人生の中、「片眼」「鼻の一部」「片足」を失った。また顔に無数の傷跡が残っており、風貌は恐ろしげ。現在ついている青い義眼は「魔法の眼」であり、360度回転する他、あらゆる物を透視することができる。
映画では「鼻の一部」が削がれた描写はないが、義足のためか無骨な歩行杖を所持。後述のように武器としても用いている様子。
プロフィール
Name | Alastor Moody
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血統 | 純血※ |
所属 | |
映画版演者 | ブレンダン・グリーソン |
映画版吹替 | 小林修 |
ゲームEA版CV | 中田和宏 |
※映画版の設定。原作では不明だが、公式サイトによればムーディ家は代々闇祓いの家系なので、純血の可能性は高い。
人物
口癖は「油断大敵!」(原語:Constant vigilance!/常に警戒しろ!)であり、非常に用心深い性格。水分を取る時も毒殺を警戒して、自分の携帯用の瓶からしか飲まない。
これは闇の魔法使いとの戦いを経て被害妄想が強くなったためと周囲から認識されており、狂人のように扱われることもある。
しかしアルバス・ダンブルドアやアーサー・ウィーズリーからは信頼されている。もっとも、弟子のニンファドーラ・トンクスなどはムーディの過敏さにやや呆れ気味なところもあるが……。
アルバス・ダンブルドアの古くからの友人であり、彼の秘密結社不死鳥の騎士団の初代メンバーの一人。アルバスに次ぐナンバー2のポジションでもある。
来歴
生い立ち・学生時代
詳細不明。公式サイトにより両親が闇祓いであることは判明している。
出身寮は不明だが正義感の強さ、頑固さから読者からは「グリフィンドールでは?」と噂されている。
第一次ヴォルデモート暗黒期
現役の闇祓いであり、数多くの死喰い人と戦いその多くをアズカバンへと送った。当時の法執行部の長バーテミウス・クラウチ・シニアが出した、「死喰い人への許されざる呪文の許可」という姿勢には同調しておらず、ムーディはなるべくなら相手を殺すより捕縛する方を選んだ。しかし、エバン・ロジエールなど仕方ない場合は死喰い人を殺した。
また、闇祓いとしての職務だけでなく、騎士団としてダンブルドアからの任務も行っていたと見られる。
このような激しい戦いの中、ムーディは身体をいくつか欠損、最後は現役を退いた。
なお、ヴォルデモート凋落直後に闇祓いそして騎士団としての後輩であったロングボトム夫妻がベラトリックス・レストレンジやバーテミウス・クラウチ・ジュニアらの拷問により廃人となってしまう。
第二次ヴォルデモート暗黒期
1994年度、一年間の条件付きで闇の魔術に対する防衛術の教授をダンブルドアから引き受ける。しかしピーター・ペティグリューとバーテミウス・クラウチ・ジュニアに襲撃を受け、トランクに監禁される。そしてクラウチジュニアはポリジュース薬を用い、アラスター・ムーディに成りすましてホグワーツへ向かった。
一年後、クラウチジュニアがダンブルドアにより捕縛されたことでやっとトランクから開放される。その後ヴォルデモート復活を受け再結成された騎士団へ加わった。
1995年度、不死鳥の騎士団のメンバーとして、本物のムーディとしてやっとハリーの前に登場。闇祓いの後輩キングズリー・シャックルボルトやニンファドーラ・トンクスらと共に任務についていた。ダーズリー家にハリーの先発護衛隊のリーダーとして訪れたり、ブラック家にハリーが泊まっていた夏休みには、ハリーの両親ら初代騎士団員の写真を見せてくれた(映画版での後者の役回りはシリウス・ブラックに変更。)。
その後魔法省神秘部の戦いに参加。
原作版ではアントニン・ドロホフに比較的あっさり敗退したが、映画版では一変。歩行杖を地面に打ち付けて死喰い人を一蹴、更にこれに元々持っていた杖も合わせて使用することで複数の死喰い人を相手取ったりと歴戦の戦士としてしっかり描写されている。
1996年度は天文台の塔の戦いに参加。
1997年度、マンダンガス・フレッチャーが提案した「七人のポッター作戦」をリーダーとして実行。しかし、ヴォルデモートを見て怖じ気づいたマンダンガスが姿くらましで逃げ出した際に、ヴォルデモートのアバダケダブラが直撃して死亡した。
その死体が見つかることはなく、死後に「魔法の眼」がドローレス・アンブリッジに悪用されたがハリーによって奪還され、第422回クィディッチ・ワールドカップが開催された場所の近くの森に埋葬された。
余談・裏話
- 本人(に化けたクラウチジュニア)曰く、アラスターの「魔法の眼」は死の秘宝である透明マントすら見破るらしく、実際に隠れていたハリーに気付いた。
関連イラスト
関連タグ
ホグワーツ魔法魔術学校の教職員 | |
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『ハリー・ポッターシリーズ』 | |
🐾変身術 | ミネルバ・マクゴナガル |
🧪魔法薬学 | |
💫呪文学 | フィリウス・フリットウィック |
🌿薬草学 | ポモーナ・スプラウト |
🛡️闇の魔術に対する防衛術 | |
📚魔法史 | カスバート・ビンズ |
🌙天文学 | オーロラ・シニストラ |
🔮占い学 | |
💡マグル学 | |
🔢数占い | セプティマ・ベクトル |
🥚魔法生物飼育学 | |
📜古代ルーン文字学 | バスシバ・バブリング |
🧹飛行訓練 | ロランダ・フーチ |
🏥校医 | ポピー・ポンフリー |
📖司書 | イルマ・ピンス |
🧼管理人 | アーガス・フィルチ |
🗝️番人 | ルビウス・ハグリッド |