概要
『ウィザーディング・ワールド(魔法ワールド)』の人物。魔法使いの男性。
純血聖28一族ロジエール家の出身。
正体
シリウス・ブラックの語りにおける「闇祓いに殺されたロジエール」が彼のことである可能性が高く、その場合エバンはセブルス・スネイプやベラトリックス・レストレンジと同様の死喰い人志望者のスリザリンのグループに所属していた。つまり親世代の一員だと考えられる。
そうでない場合は爺世代のロジエール(ファーストネーム不明)がエバンとなる。
来歴
エバンは卒業後実際に死喰い人となり、ヴォルデモートの指揮のもと戦闘に参加。しかし、当時全盛期であった伝説的な闇祓いアラスター・ムーディと決闘の末に死亡した。
その際、ムーディの鼻の一部を呪いにより削いでいる。(映画では片眼)
当時死喰い人への殺人はクラウチ・シニアにより許可されていたもの、ムーディはなるべく相手を殺さず生け捕りにすることを重じていた。その信念を曲げさせ、体の一部を奪ったという事実からは、エバンの非常に高い戦闘能力が窺える。
ちなみに親世代ロジエールの同世代の死喰い人ウィルクスも同じ年(ヴォルデモート消滅の一年前)に闇祓いにより戦死している。
名前
ロジエールとは民間伝承における下級悪魔の名前の一つ。
エバンはギリシア語で「高貴なる生まれ」、ウェールズ語で「若き戦士」の意味。
血縁
血縁者が数多く登場する。
エバン・ロジエールが親世代という説を採用すると、
ヴォルデモートの挙兵時期からの古参ロジエール(ファーストネーム不明)(爺世代)の息子あるいは甥がエバンではないかと思われる。
ちなみにその場合、この爺世代ロジエールはドゥルーエラ・ロジエール(ベラトリックスら黒姉妹の母)の兄あるいは弟、あるいは本人であるという可能性が出てくる。
逆に爺世代ロジエールがエバン・ロジエールであるとするならば、エバンはドゥルーエラの兄あるいは弟の可能性が高い。
どちらにしても、ロジエールの祖先はグリンデルバルドの副官の女性ヴィンダ・ロジエール(曾爺世代)であろう。
また、ホグワーツミステリーにはフェリックス・ロジエール(兄世代)という監督生のスリザリンの男子生徒が登場している。こちらはエバンの子孫だろう。ちなみに、フェリックスの父は腕利きの死喰い人であったらしい。