概要
「International Confederation of Wizards」。
創設者はピエール・ボナコー。
連盟の長は上級大魔法使い(Supreme Mugwump)と呼称される。
魔法界の国際機関で、マグル界でいう国際連合に相当する。各国の魔法政府(魔法省、魔法議会など)から成る。
イギリス魔法省は国際魔法協力部内に「連盟イギリス支部」を設置している。
各国における機密保護法の執行権を有しており、また加盟政府の長への影響力も強い。実際アメリカのエミリー・ラパポート議長は公開尋問に召喚され、イギリスのダモクレス・ロウル大臣は辞任に追い込まれた。
歴史
初代上級大魔法使いはピエール・ボナコー。第一回の会合は彼の国フランスで開かれた。しかし、ボナコーがトロール狩りを止めてトロールの権利を認めるべしと主張していたため、当時国内の山トロール部族の対処に問題を抱えていたリヒテンシュタインの魔法戦士(Warlock)はこの任命に異議を唱え、最初の国際魔法使い連盟会議への出席を拒否した。
1692年、国際魔法使い連盟は魔法界をマグルから隠すために国際魔法使い機密保持法を制定し、魔法族と魔法生物を隔離し秘匿した。
1991年までに、アルバス・ダンブルドアは国際魔法使い連盟でイギリス魔法省の代表者をとなり、上級大魔法使いの座についた。しかしダンブルドアはヴォルデモート卿の復活を主張したことで魔法省から非難を受け、1995年にこの地位を失い、ババジデ・アキンバデが後任となった。1996年、魔法省がヴォルデモートの復活を認めたためダンブルドアも連盟に復帰したが、上級大魔法使いの称号は戻らなかったようだ。