概要
正式名称「アメリカ合衆国魔法議会(原語:Magical Congress of the United States of America)」。
『ファンタスティック・ビーストシリーズ』に登場する魔法族の統治機構で、イギリスの魔法省にあたる。
拠点
1926年時、MACUSA本部はアメリカ・ニューヨークのマンハッタン区シヴィック・センターに実在している超高層ビル、ウールワース・ビルディングの中に存在している。
構造
イギリス魔法省が完全に地下構造であるのに対し、こちらはメイン・ホールから最上階まで吹き抜け構造の敷地となっており、最上階には犯罪者や要人を護送する為のゲートも存在している。
エントランスの回転扉が入り口なのは非魔法族と共通だが、この扉は魔法使いが入るとそのままMACUSA側のメイン・ホールに入省できる仕組みになっている。
ホールにはその当時の議長の肖像画が掲げられており、また中央には巨大な魔法漏洩脅威レベル計測器が据えられている。
ビル内の移動手段はエレベーターであり、小鬼が操作を受け持っている。この他にも職員の杖磨き(マグルで言う靴磨き)を屋敷しもべ妖精が行っている。
職員
主な職員は地上に近い階層での勤務で身なりも綺麗だが、反対に「魔法の杖管理局」のような末端の事務職員は環境的には劣悪な地下階層に勤務する。
エンブレム
MACUSAのエンブレムはアメリカ大統領の公印に基づいており、アメリカ国旗と結ばれた不死鳥の抽象画が描かれているのが特徴。1926年当時はハワイとアラスカはアメリカの州に属していなかったため、描かれている星の数は48個である。