ニンファドーラ・トンクス
にんふぁどーらとんくす
色白のハート型の顔にきらきら光る黒い瞳の女性で、ハリーが最初に会ったときは紫色のショートヘアだった。
派手な髪の色を好んでいるようで、基本的にピンク色の髪をしていることが多い。
呪文や魔法薬なしの任意で外見を変えられる特異体質「七変化」を持っており、闇祓いの隠密任務に生かしている。また、夕飯の際などに皆を楽しませるためのジョークとして変な外見にすることもある。
この能力は精神状態に影響を受け、一時期は色褪せた髪の毛になっていた。
ナタリア・テナが演じた映画版では、髪色はパープルでセミロングほどの長さとなっている。また『ハリー・ポッターと死の秘宝』では明るい茶色。
気さくで快活な、親しみやすい女性。ドジなところがあり、しょっちゅう物を落としたり躓く。
趣味は飛ぶことで、愛用の箒はコメット260。またジニー・ウィーズリーと同様に魔法界のロックバンド妖女シスターズのファンでもある。
ニンファドーラ(Nymphadora)(ギリシア語で妖精「nymphē」と贈り物「doron」を組み合わせた名前で、「可憐な水の妖精ニンフの贈り物」のような意味になるいわゆるキラキラネーム)という名前が大嫌いで、周囲には名字の「トンクス」と呼ばせている。愛称はドーラ。
アラスター・ムーディの愛弟子であり、行き過ぎた警戒心を発揮する彼によくツッコミを入れている。またキングズリー・シャックルボルトはムーディと同じく騎士団と闇祓いを兼務する仲間。
生い立ち
純血ブラック家の魔女アンドロメダが家風に逆らい、マグル生まれの魔法使いの男性テッド・トンクスと結婚したことにより誕生した一人娘で、半純血の魔女。
(ちなみにアンドロメダの姉はベラトリックス、妹はナルシッサ。つまりナルシッサの息子のドラコ・マルフォイとはいとこである。)
生まれつき、魔法族の中でも珍しい「七変化」であった。
学生時代
ホグワーツ時代はハッフルパフに入寮。チャーリー・ウィーズリーと同期で、ハリー・ポッターの7学年上。(ちょうど在学期間が被っていない。)
寮監ポモーナ・スプラウトいわく「お行儀よくする能力」などが欠けており、監督生にはなれなかった。
ゲーム版(『ホグワーツの謎』)ではマローダーズばりの問題児であり、チューリップ・カラスというレイブンクロー生の友人とさまざまな騒ぎを起こしていた。
ただし成績は優秀で、闇祓いに必要なO.W.LやN.E.W.Tの単位を取得している。
卒業後
不死鳥の騎士団
闇祓いになって1年後(1995年度)、ヴォルデモート復活を受けて再結成された不死鳥の騎士団の一員となる。ハリーの護衛など様々な任務に就いた。この時親戚だが会う機会のなかったシリウス・ブラックと対面。また後に夫となるリーマス・ルーピンともここで対面。
(ニンファドーラとシリウス、リーマスがここで初対面だったのかは不明。以前に会っていた可能性もある。)
1996年度には「七変化」の能力に異変が生じる。リーマスに一度拒絶されたことが原因であった。
1997年夏には無事リーマスと結婚。翌年の1998年4月には息子テディ・ルーピンが生まれる。テディは父リーマスの人狼ではなく、母ニンファドーラの七変化の特徴を受け継いだ。しかし父テッドがヴォルデモートの勢力の手にかかり死亡する。
ニンファドーラも5月、ホグワーツの戦いで伯母である死喰い人ベラトリックス・レストレンジの手にかかり戦死。また同時期に夫リーマスも死喰い人アントニン・ドロホフにより殺害され、残されたテディはニンファドーラの母であるアンドロメダの手により育てられることとなった。また、テディの後見人(god father)はハリー・ポッターである。
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