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半純血

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はんじゅんけつ

『ウィザーディング・ワールド(魔法ワールド)』における血統のひとつ。「純血」でも「マグル生まれ」でもない者たち。

概要

原語Half-blood
日本語訳
  • 混血
  • 半純血 ※

(※日本語訳が表記揺れしているだけで、「混血」も「半純血」も同じ意味。)

ウィザーディング・ワールド(魔法ワールド)』における血統のひとつ。「純血」でも「マグル生まれ」でもない者たち。

マグルやマグル生まれの血が幾らか混じっている血統のこと。

解説

純血主義者からすると、彼らもマグル生まれと同様に穢れた血である。(ソースのリンク先)

原語は「Half-blood」であり、日本語版では「混血」あるいは「半純血」と訳されている。

下図を見て分かるように、「半」というのも「半分」という文字通りの意味ではなく、「半端な」という意味が適当かもしれない。

半純血には三つのパターンが存在する。

説明代表例
1片親が純血の魔法族、もう片方がマグル生まれの魔法族ハリー・ポッター、母親がマグル生まれの魔女
2片親が純血の魔法族、もう片方が魔法力のない普通のマグルセブルス・スネイプ、父親がマグル
3片親ないし両親が混血の魔法族アルバス・セブルス・ポッター、父親が半純血の魔法使い

つまり

  • 片親がマグルまたはマグル生まれの魔法族
  • 片親または両親が半純血

という全てのパターンが半純血となる。

魔法族はだいたいこれであり、魔法界のマジョリティと言える。

また、1990年代において生物学的な意味としての純血は絶滅している(階級や権威としての純血は存続している)ので、マルフォイ家ウィーズリー家も本来であれば半純血である。

純血主義の世界観においては中流階級であり、半純血を全員絶やすと魔法世人口が激減するためか、ヴォルデモート支配下でも無意味に殺されることはなかった。

原作に登場した半純血の純血主義者は、しばしば自身が聖28一族など純血の有名な家の血を引いていることをアピールした。

例えばトム・リドルが名前を変えスリザリンの継承者であることを強調したり、セブルス・スネイプが純血であった母のプリンス姓を強調した二つ名を名乗ったりしていた。

またドローレス・アンブリッジも自分は聖28一族セルウィン家の血を引いていると大嘘をついている。彼女の出自を疑ってかかった者は密かに排除された。

このようにコンプレックスからか、半純血でありながら魔法の血に拘泥することはある。

そのため純血主義者や死喰い人には半純血も大量に存在する。

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